Cloud MX
100%クラウドベースのオーディオ・ミキサー - 高品位なオーディオと比類のない処理能力
Waves Cloud MXは、放送局とコンテンツ・プロバイダのための最先端のクラウドベースのオーディオ・ミキシング/プロセッシング・ソリューションです。Wavesが誇るeMotion LV1の32ビット浮動小数点ミックスエンジンとWavesの定評あるオーディオ・プラグインをクラウド上で、ロケーションに縛られることなくミックス可能です。
機材の調達、人員の移動、メンテナンス、スケジューリングにかかるコストを節約し、プロダクションのスケールに応じて、CloudMXを必要な時に必要なだけ利用することができます。
Cloud MXは、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)、Dante Connect™など、主要なクラウド・プラットフォームとプロトコルに対応しています。またCloud MXは、クラウドベースのライブ放送制作のためにGrass Valley AMPPと統合し、NDI®に対応しているため、すべてのイングレス/エグレス・ストリームでNDIオーディオを簡単にルーティングできます。
Cloud MX 主な特徴
- 100%クラウドベースのオーディオ・ミキシング・ソリューション
- AWS認定ソフトウェア:AWSクラウドプラットフォームへの容易なデプロイメント
- Google Cloud Platform (GCP)との互換性
- Dante Connectに対応し、Danteベースのクラウド放送ワークフローと統合可能
- NDI®対応: すべてのイングレス/エグレス・ストリームに対してNDIオーディオを簡単にルーティング可能
- Grass Valley AMPPに対応、クラウドベースのライブ放送が可能
- 150以上のクラウドライセンス、オーディオプラグインを搭載
- 32ビット浮動小数点ミックスエンジン、最大96kHzサンプルレートをサポート
- 64ステレオ/モノラル入力Ch、44バス/リターンCh
- 8つのオーディオグループ(L/R/C/モノ)、8つのマトリックス(ステレオ/モノ)
- 16モニターAux、8FX Aux(ステレオ/モノラル)
- Waves eMoチャンネルストリッププラグイン付属(ダイナミクス、フィルター、EQ)
- 16個のDCAフェーダー、8個のミュートグループ、8個のユーザー割り当て可能なショートカットキー
- Waves FITとMackie/MIDIコントロールサーフェスに対応
- 標準リモートプロトコルで最大4台のタッチスクリーンに対応
比類のない音質
Waves Cloud MX Audio Mixerは、Wavesの32ビット浮動小数点eMotion LV1ミキサーがクラウドベース・バージョンで動作します。Wavesの業界をリードする多数のオーディオプラグインとも互換性があります。
ニーズに合わせた拡張性
Cloud MXシステムは、オンプレミスの機材や人員の輸送、メンテナンス、スケジューリングに伴う運用コストをかけずに、何台でもオーディオ・ミキサーを使用して簡単にプロダクションの規模を拡大することができます。
多様なプラットフォームとシステムへの容易な展開
Cloud MXは、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)、Dante Connect™、NDI®、Grass Valley AMPPなど、主要なクラウドプラットフォームとプロトコルに対応しています。既存のクラウド制作ワークフローとの統合も簡単です。
クリエイティブな選択肢=競争力
オーディオ業界のゴールド・スタンダードであるWavesの定評あるオーディオプラグインで放送の音質を改善、ミキサー内のどのチャンネルでも最大8つのクラウドライセンス・プラグインをチェーンして実行し、クリエイティブなオプションを拡張できます。
150以上のクラウドライセンス・オーディオプラグインを収録
最上位版であるCloud MX Premiumには、複数のマイクからの音声を自動ミキシングするDugan Speech Automixerをはじめ、自動的にマイクの被り音を除去、高度なマルチバンド処理、ノイズ抑制、フィードバック除去、外科的EQ、多様なコンプレッサー、ディエッサー、ゲート、リミッター、各種メーター、低音とサブ低音の強化、ソニック・エンハンサー、多様なオーディオ・エフェクトなど、放送されるオーディオのあらゆる側面をカバーする150以上のプラグインが搭載されています。
チャンネルストリップ・プラグインが付属
Cloud MXパッケージには3つのパワフルなWaves eMoプラグイン(eMo D5 Dynamics、eMo F2 Filter、eMo Q4 Equalizer)が付属します。これらはミキサーのクラウドに最適化されたチャンネルストリップを形成し、優れたサウンドクオリティで高速かつスムーズなワークフローを提供します。
直感的なタッチスクリーン操作
ミキサーのコントロールオプションには、複数のタッチスクリーンに対応し、Waves FIT ControllerやMackie/MIDIコントローラーなど、物理的なコントローラーも使用可能です。ついに妥協することなく、クラウド上でもプロフェッショナルなミキシングワークフローが楽しめるようになりました。
クラウド環境のセットアップ
AWSでCloud MXをセットアップする
- Cloud MX Audio Mixer、NDI®および/またはDante®バーチャル・サウンドカード用のWaves ASIO Control Panel、Waves Centralアプリケーションの実行には、NICE DCVとGPUドライバーを搭載したWindows Server 2019以降のAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon G4dn EC2)インスタンスを使用します。
- Amazon NICE DCVリモートディスプレイ・プロトコルは、ユーザーのVPC内のCloud MX Audio Mixerアプリケーションへのリモートアクセスに使用されます。
- インターネットゲートウェイがVPC内のインスタンスとWavesライセンスサーバー間の通信を可能にし、Wavesソフトウェアライセンスの認証と有効化を行います。
- Waves Cloud MXアプリケーションソフトウェアはWindows Server OSと関連ソフトウェアを保存するAmazon EBSボリュームにインストールされます。
- WavesソフトウェアライセンスはAmazon EBSボリュームに保存され、VPC内のインスタンス間でライセンスを簡単に移動、再アクティブ化できます。
Google Cloud Platform (GCP) でCloud MXをセットアップする
- Waves Cloud MX Audio Mixer、NDI®用Waves ASIO Control Panel、Waves Centralアプリケーションの実行には、PCoIP仮想化ソフトウェアとNVIDIA GPUドライバーを搭載したWindows Server 2019以降のGoogle Compute Engine(n1-standard-8)インスタンスを使用します。
- Waves Cloud MX Audio Mixerアプリケーションへの高性能リモートアクセスにはTeradici®やParsec®などのPCoIP仮想化ソフトウェアを使用します。
- インターネットゲートウェイはVPC内のインスタンスとWavesライセンスサーバー間の通信を可能にし、Wavesソフトウェアライセンスの認証とアクティベーションを行います。
- Waves Cloud MXアプリケーションソフトウェアはGoogle Standard Persistent Disk以上にインストールされ、Windows Server OS、Wavesライセンス、関連ソフトウェアを保存します。
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