音楽制作とミックスを快適にするStudioVerseの”コツ”10選
StudioVerse Audio Effectsは、音楽クリエイターのための広範なシステムです。数回クリックするだけで、世界中の無数のプロデューサーが作成した数千ものミックス対応プリセットに瞬時にアクセスできます。ミックスのインスピレーションが湧かない時や、セッションの時間が足りない時、StudioVerseがあなたを救ってくれます。この記事では、音楽制作をより簡単に、楽しく、そしてどこまでもクリエイティブにしてくれる、StudioVerseで可能だとは知らなかったかもしれない10の機能をご紹介します。
2026.09.16
StudioVerseのご利用にはWaves Creative Accessのご購入がおすすめです
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220種類以上のWavesプラグインを常に最新の状態で利用でき、トップクリエイターや世界中のユーザーとAIプリセットを共有できる「StudioVerse」も使用可能な新しいサブスクリプション・プランです。Wavesの全プラグインを使用できる『Waves Ultimate』と、110種類のプラグインを使用できる『Waves Essential』の2つのラインナップから、1ヶ月から1年まで必要な期間に合わせてプランをお選びいただけます。
WavesのAI、StudioVerseでミックスをよりクリエイティブに!
Wavesが発表したAIによるミックス・プラットフォーム、StudioVerse。トラックにインサートしたプラグインから「Scan(スキャン)」をするだけで、そのトラックに最適なチェイン(複数プラグインを組み合わせたもの)をいくつも提案してくれます。
1. まずはチェーン全体を試聴し、後から微調整して仕上げる
StudioVerseの最大の魅力のひとつは、プリセットを素早く切り替えてサウンドを比較し、求める音をすぐに見つけ出せる点です。
例えば、StudioVerse Audio Effectsでユニークなボーカルエフェクトを探しているとします。まずは「Vocals」タグを選択してみましょう。すると、スクロール可能なチェーンのリストが即座に表示されます。そこでNick Brophyによる「Crazy Good - Vox」など、気になるものを見つけたら、選択して自分のトラックでどう響くかを試聴できます。
これも悪くありませんが、別のチェーンも試してみたい場合はどうすればよいでしょう? 次にMad Rez Studiosの「Let’s Get It」を見つけたら、それをクリックするだけで、別のボーカルエフェクトが瞬時に適用されます。
プリセットを切り替える裏側では、異なるプラグインの読み込みやマクロの変更など、複雑な処理が行われています。しかし、チェーンの内部に潜り込んで個々のプラグイン設定やマクロを微調整したい場合を除き、そうした裏側の仕組みを気にする必要はありません。もちろん、いずれは誰かが作ったチェーンを自分好みにカスタマイズしたくなることもあるでしょう。その時は、一部のプラグインをバイパスしたり、新しいプラグインを追加したり、マクロを変更したりと、可能性は無限大です!
AI検索でチェーンを見つける
タグを使って新しいチェーンを探すのも簡単ですが、AI検索を使えばさらにシンプルです。クリエイターが自作のチェーンをStudioVerseライブラリで共有する際、そのチェーンに適したトラックタイプのオーディオIDをスキャンします。日々蓄積されていくこの膨大なオーディオIDのデータによって、StudioVerse Audio Effectsはあなたのトラックの音を分析し、最適なミックスチェーンを提案できるようになります。AI検索の使い方は、ボタンをクリックし、ミックスしたいトラックを少し再生するだけです。検索欄に複雑なタグを打ち込む必要はありません。クリックして再生し、提案されたものを試聴するだけでOKです。
2. 気づかないうちにミキシングのテクニックを学べる
StudioVerse Audio EffectsやStudioVerse Instrumentsには、世界中の著名なプロデューサーやクリエイターが作成したミックスチェーンやインストゥルメントチェーンが膨大に収録されています。単なるミキシングや音作りのツールという枠を超えて、StudioVerseは素晴らしい学習ツールにもなるのです。
例えば、Chris Lord-Alge(クリス・ロード=アルジ)のスネア用エフェクトや、Teezioのドラムバス・チェーンを読み込むと、そのチェーンを解析して、各コンポーネントがサウンド全体にどう影響しているかを学べます。さらに深く掘り下げて、個々のプラグイン設定を確認し、わずかな設定がどのような効果をもたらしているかを正確に把握することも可能です。
3. 世界中のクリエイターからプリセットを入手する
自分が作ったエフェクトチェーンやインストゥルメントチェーンをStudioVerseにアップロードできるのと同様に、世界中のユーザーも独自のチェーンを共有しています。そのためStudioVerseはコラボレーションの場としての側面も持っており、あなたが直面している制作上の課題は、すでに世界中の熱心なStudioVerseユーザーによって解決されているかもしれません。さらに驚くべきことに、あのAbbey Road Studiosのエンジニアたちでさえ、一聴の価値がある素晴らしいチェーンを多数提供しているのです!
4. 文字通り「プリセットを掴んで(ドラッグして)」読み込む!
StudioVerse内でタグやAI検索を使うだけでなく、実はオンライン上でもプリセットを見つけることができます。StudioVerseには、一般的なウェブブラウザとプラグインを直接連携させる便利な機能が備わっています。WavesのウェブサイトでStudioVerseチェーンのリンクを見つけたり、動画チュートリアルの概要欄にリンクがあったり、あるいは友人からメールでチェーンが送られてきたりすることもあるでしょう。その音を試してみたい時は、ウェブブラウザやメールからそのリンクをドラッグして、DAW上で開いているStudioVerseプラグインに直接ドロップするだけです。目の前でそのチェーンが瞬時に読み込まれます。
ぜひご自身でも、CLA Vocal StripなどのリンクをStudioVerseにドラッグ&ドロップして試してみてください。
5. あらゆるプラグインをMid/Side対応にする
StudioVerse Audio EffectsでParallel Split(パラレル・スプリット)ラックを読み込み、スプリットした一方を「Mid」、もう一方を「Side」に設定することで、あらゆるプラグインやその組み合わせをMid/Sideプロセッサーとして活用できます。Mid/Side処理機能を備えたプラグインは多くありますが、すべてではありません。だからこそ、この機能は非常に強力なのです。さらに、StudioVerseはサードパーティ製のVST3プラグインもサポートしているため、開発元を問わず、どんなプラグインでもMid/Side化できます。以下の動画では、現在のStudioVerse Audio Effectsのベースとなった旧StudioRackプラグインでの設定手順を解説しています。
6. プロのエフェクトチェーンを通しながらレコーディングする
ギタリストたちは昔から、エフェクトをかけながら演奏することの利点を熟知していました。例えば、リバーブをかけながらソロを弾いたり、ディレイやモジュレーションを組み合わせた複雑なチェーンを通して演奏したりすると、エフェクトそのものがプレイに影響を与え、ドライ(エフェクトなし)で録音した場合とは全く異なるニュアンスの演奏を引き出してくれます。
これはギターだけでなく、ボーカルを含むあらゆる楽器に当てはまります。StudioVerseを使えば、インスピレーションを刺激するエフェクトチェーンを即座に呼び出せるため、楽曲制作のスタートをより面白く、クリエイティブなものに素早く切り替えることができます。
7. サイドチェインをより精密にコントロールする
StudioVerseを使えば、高度なサイドチェイン・テクニックも簡単に駆使できます。スロットにParallel Splitを読み込み、一方の分割ラインにコンプレッサーを、もう一方にEQを追加します。そしてEQ側の出力を完全にミュートし、コンプレッサーの出力だけが聞こえるように設定します。
音が聞こえないからといって、EQが機能していないわけではありません。コンプレッサーのサイドチェインを有効にした状態で、そのEQをサイドチェインの入力ソースとして使用すれば、コンプレッサーが反応する信号の帯域を自在にコントロールできるのです。
最もシンプルな活用例を挙げると、サイドチェイン用のハイパスフィルターを持たないプラグインに、StudioVerse経由でその機能を追加できるということです。さらに応用すれば、特定の周波数を強調してコンプレッサーを強く反応させたり、サイドチェイン信号にディレイを追加してタイミングをずらしたりと、多彩なトリックを生み出すことができます。
8. 使い方がわからないプラグインの恩恵も受けられる
Wavesは230種類以上のプラグインを提供していますが、そのすべてを完璧に使いこなせなくても心配ありません。StudioVerseで他のクリエイターが作ったチェーンを使用すれば、あなた自身にプラグインの知識がなくても、プロの知識や技術の恩恵をそのまま受けることができます。
例えば、読み込んだチェーンの中で「Waves F6」が使われていたとします。F6の細かい使い方が分からなくても、またそのトラックにそれが必要だと気づいていなかったとしても、信号を滑らかにし、耳障りな音を抑えてくれるというダイナミックEQの恩恵をしっかりと得ることができるのです!
9. クイック・マスタリングをサッと終わらせる
楽曲を手っ取り早く、簡単にマスタリングしたい時もあるでしょう。正式なリリース目的ではなくとも、他の人に聴かせるためにプロっぽく仕上げたい時や、自分自身のテンションを上げて制作のモチベーションを保つために仮のマスタリングをしたい時などです。
Waves Online Masteringを使ってAIによる本格的なマスタリングを行うこともできますが、StudioVerseもその役割をしっかり果たしてくれます。マスタリング用のチェーンを検索すれば、すぐに楽曲へ市販トラックのような洗練されたツヤを与えられ、マクロ機能を使ってサウンドの方向性を調整できます。Waves Online Masteringほど完璧に磨き上げられた仕上がりにはならないかもしれませんが、少なくとも仮のラフ・マスタリングとしては十分に通用するクオリティになるはずです。
10. 「Song Starters」カテゴリーからインスピレーションを得る
インスピレーションが湧かずに行き詰まってしまったら、ぜひ試してほしい場所があります。StudioVerseのBrowse(ブラウズ)ページにある「Song Starters(ソングスターター)」カテゴリーをチェックし、DAW上で試聴して新鮮なアイデアを呼び起こしましょう。このSong StartersはStudioVerse Instruments用の機能です。気に入ったサウンドとチェーンが見つかったら、チェーンのプロフィールにあるリンクを、DAW上で開いているStudioVerse Instrumentsにドラッグするだけで簡単に読み込めます。
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WavesのAI、StudioVerseでミックスをよりクリエイティブに!
Wavesが発表したAIによるミックス・プラットフォーム、StudioVerse。トラックにインサートしたプラグインから「Scan(スキャン)」をするだけで、そのトラックに最適なチェイン(複数プラグインを組み合わせたもの)をいくつも提案してくれます。
Wavesプラグインが使い放題!「Creative Access」とは?
Waves Creative Accessでは、1ヶ月から12ヶ月まで、必要な期間に合わせてプランを選択しWavesプラグインを導入できます。
プラン期間中にリリースされる新プラグインや最新のアップデートは、追加費用なしでご利用いただけます。
プラグイン・プランは、220種類以上のWaves全プラグインを使用できる『Ultimate』、110種類以上のプラグインを使用できる『Essential』の2プランから選択可能です。
※記事内で紹介したプラグインの収録プラン(Ultimate / Essential)は、各製品ページにてご確認ください。
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