現代ロックの歴史に、明白に刻まれる爪痕
時代を超えて今もその鮮やかさを失わない、1960〜70年代ロックスター達による傑作アルバムの数々。それはレコーディング技術、ミキシングの進化とともにありました。
歴史に残る数多くの制作の現場で、日々アーティストとともに新しいサウンドに挑戦し続けてきたのが、エディ・クレイマーその人です。ジミ・ヘンドリックスとレコーディングブースとミキシングデスクの間を競うように行き来してサウンドの実験を繰り返したという、先進的なサウンドと技術に対する衰えることのない姿勢が、Eddie Kramer Signature Seriesバンドルに反映されています。
エディ・クレイマー自身のミックステクニックと哲学が詰め込まれたシグナルチェーンを惜しむことなく明らかにし、Waves製品開発チームとも緊密なやり取りとサウンドチェックを繰り返して完成したEddie Kramer Signature Series。
収録された5つのプラグインは、それぞれドラム、ベース、ギター、ボーカルそしてリバーブ/ディレイに特化、操作のしやすさを重視し限りなくシンプルにノブを配置しました。例えばギターなら2つのリズムギターとリード用に異なるキャラクターをボタン一つで呼び出し、スピーディかつバラエティも損なわない構成になっています。
本来なら幾つものハードウェア・アウトボードのチェーンを必要としたサウンド、そして「あの時代の空気」を、いくつかのボタン操作と好みのパラメーターを上げていくだけで、サウンドに刻み込むことができます。
ロックスターたちとのレコーディングに明け暮れた若き日からなにひとつ失われない、エディ・クレイマーの熱意と技術が詰め込まれたバンドルです。