Masters
緻密なマスタリング作業に、繊細な新次元のクオリティを
マスタリングにおいて、ミックスダウンされたトラックのカラーを整え、レベルを揃え、作品としての一体感を生み出す、個々のミックスではできないプロセッシングは重要な作業となります。
柔らかく広域を整える、帯域ごとに個別のダイナミクスを調整する、針のようにピンポイントの周波数を処理する、マスタリングではこれらの相反するコントロールが同時に必要になります。なによりもその過程で、トラックの質を一切損ねることなく、あらゆるリスニング環境で最高の状態を提供するためのサウンドことが求められます。
こうしたクリティカルなマスタリングのプロセスのために、3つの専用プラグインをバンドルしたのがWaves Mastersです。
広域からピンポイントまで対応するブロードなQ幅を備えるEQそしてマルチバンドコンプレッサー、どちらもLinear Phase処理により、ゲインやダイナミクスの変化によって起こる位相のずれをリアルタイム補正し、わずかな歪みを排除することができます。
さらに、L2 Ultramaximizerは搭載されたWaves独自のIDRテクノロジーにより、解像感を損なわない自然なリミッティング・マキシマイズを実現します。マスターの最終スロットにインサートすれば、マスタリングのエッセンシャンルな処理は不安なく進めることができるでしょう。
マスタートラックには、常にMastersの3つのプラグインを。
特徴
- マスタリングに特化したプラグイン3種類を収録したバンドル
- 48bit高解像度内部プロセッシング。IDR™ 倍精度Increased Digital Resolutionによる、24, 22, 20, 18, 16bitコンバート処理の最適化
- ミキシングのトラックダウン、マスタリングをより完璧に近づけるための、L2およびリニアフェイズ・プラグインを収録
収録プラグイン
L2 Ultramaximizer
ミキシング、マスタリングなどの作業に最適な、先行ブリックウォールピークリミッティング、レベルマキシマイゼーション及び超高解像度すべてをL2に融合。この伝説的なコンビネーションにより、クリアな音質作りに欠
Linear Phase EQ
マスタリングから着想・開発したLinear Phase EQは、オリジナルの音楽的バランスを保ちながら位相ずれによる歪みを排除し、倍音スペクトルを精確に制御します。革新的なフェイズリニアFIRフィルターの採用により、位
Linear Phase Multiband Compressor
アダプティブスレッショルドや自動メークアップゲイン、フィニットレスポンスフィルタなどの比類のない技術を採用しつつ、リニア位相マルチバンドは、優れたマルチバンド・コンプレッション、EQ 及びリミッティング
Waves V16製品 動作環境
Mac 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2024.10, 2025.6 (AAX Native, Audiosuite)
- Logic Pro 11.2 (Audio Units)
- Digital Performer 11 (Audio Units)
- Ableton Live 12 (VST3)
- Nuendo 14 (VST3)
- Cubase 14 (VST3)
- Main Stage 3 (Audio Units)
- Garage Band 10.4 (Audio Units)
- Audition 25 (VST3)
- Premiere Pro 25 (VST3)
- Studio One Professional 7 (VST3)
- FL Studio 24 (VST3)
- REAPER 7 (VST3)
- Reason 13 (VST3)
- Maschine 3 (VST3)
- Komplete Kontrol 3 (VST3)
- Bitwig Studio 5 (VST3)
- Luna 1.9 (Audio Units)
- OBS Studio 31 (*Intelのみ, StudioVerse経由, ステレオのみ)
- Davinci Resolve 20 (VST3)
Windows 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2024, 2025.6 (AAX Native, Audiosuite)
- Ableton Live 12 (VST3)
- Nuendo 14 (VST3)
- Cubase 14 (VST3)
- Audition 25 (VST3)
- Premiere Pro 25 (VST3)
- Studio One Professional 7(VST3)
- FL Studio 24 (VST3)
- REAPER 7 (VST3)
- Reason 13 (VST3)
- Maschine 3 (VST3)
- Komplete Kontrol 3 ( VST3)
- Bitwig Studio 5 (VST3)
- Luna 1.9 (VST3)
- Cakewalk Sonar 2024.11 (VST3)
- Samplitude Pro X8(VST3)
- Sequoia 17 (VST3)
- Pyramix 14 (VST3)
- OBS Studio 31 (*StudioVerse経由, ステレオのみ)
- Davinci Resolve 20 (VST3)
Mac
- CPU:Intel または Apple Silicon
- メモリ: 16 GB以上、30 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS:Ventura 13、Sonoma 14、Sequoia 15、Tahoe 26
- Apple Siliconモデルの対応状況についてはこちらをご参照ください
- ディスプレイ解像度: 1920x1080を推奨 (Mac環境ではUSBディスプレイはサポートされません)
Windows
- CPU: X64 互換 Intel または AMD CPU (*Windows: AMD CPUはRyzen 3000 Gen2 (Zen2) 以降のプロセッサがサポートされます)
- メモリ: 16 GB RAM、30 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS: Windows 10 64 bit、Windows 11
- ディスプレイ解像度: 1920x1080を推奨
- その他の動作環境はメディア・インテグレーションのサポートサイトをご覧ください。
ご注意
上記動作環境はWaves製品全般に関する内容であり、製品により対応状況が異なる場合があります。対応ホストアプリケーション、および個別プラグインの特記事項を合わせてご確認ください。
ご購入前にご利用環境における動作確認などをデモバージョンにてお試しいただく事をお勧めいたします。7日間のデモ期間中は製品の機能に制限なくご利用いただけます。ご利用方法はこちらのページをご参照ください。
関連記事
DiGiGridで制作の全てが変わった:OM Factoryセミナー(その4)
ここまで3回に渡りご紹介してきた、OMFACTORY大島氏によるプレミアムなDiGiGridセミナー。今回は「その4」をご紹介。いよいよセミナーは佳境。完成したばかりのOMFactory下北沢スタジオにて、大島氏が手がけた奥華子
リズム隊のミックスTips! – Vol.7 ギター前編
「リズム隊のミックスTips」。今回はギター前編です。
音が埋もれて前に出てこない…そんな悩みを瞬時に解決するシグネチャーシリーズ【Tony Maserati & JJP編】
スタッフEbです。「ギター、ベースがミックスの中でぼやけてしまう」「ボーカルが埋もれて音量を上げても前に出てこない」楽曲のミックスでそういう経験をされた方は多いと思います。かくいう私もボーカル、ベースな
ボーカルが何だか物足りない!と思ったらCLA Effectsを立ち上げよう
EQやコンプでボーカルを聴きやすく整えたのに、何だか物足りない…。曲の世界観に合わせたボーカルにしたいのに、思ったような決め手が見つからない。そんな経験はありませんか?そこで頼りになるのが、グラミー賞エ
Waves Curves AQ vs Curves Equator: 2つの製品を正しく使い分けるためのTips
Waves Curves AQとCurves Equatorが、あなたのミックスのアプローチをどう変えるかをご紹介します。トーンの問題を解決し、音色や存在感を引き出し、これまで以上にスマートかつスピーディにプロフェッショナルな仕
8/16放送のDTM Station Plus、Desktop Series特集ダイジェストを公開。
Webメディア「DTMステーション」の生放送版として、藤本健さんと多田彰文さんがニコニコ生放送で配信する、DTM Station Plus。8月16日の放送では、発売されたばかりのDiGiGrid Desktopシリーズを特集、シンガーソン
関連製品
B360 Ambisonics Encoder
B360 Ambisonics Encoderは、モノ/ステレオ/サラウンド・トラックをAmbisonics B-formatにコンバート、ミックスが可能なプラグインです。Youtube360、Facebook 360そしてVRと、Ambisonics による360°オーディオミッ
BSS DPR-402
12のモードを組み合わせて多彩なダイナミクス処理が可能 BSS® DPR-402ダイナミクス・プロセッサーは、そのパンチ感と多様な用途に対応する万能さから、長きにわたりスタジオ、ライブ、ブロードキャストの現場でエン
CLA EchoSphere
Slap Delay & Plate Reverb CLA EchoSphereは、伝説的なミックス・エンジニアであるクリス・ロード・アルジ(グリーンデイ、ミューズ、ブルーススプリングスティーン等)とWAVESが共同しデザインしたプラグイン。ク
DeEsser
ボーカルトラックから過剰な歯擦音("エス"や"シッ"など)を軽減することに関して、Waves DeEsserに勝るものはありません。ヴィンテージギアから多大な影響を受けた検知と、高域へのリミッティングが特徴のDeEss
IR-L Convolution Reverb
サンプリングの結果をフィルターするのではなく、コンボルーションデータそのものを書き換えることでリバーブタイム、サイズなどをエディット可能にしたインターフェースを備えるコンボリューション・リバーブIRシリ
DeBreath
シンガーは、たとえテイクが台無しになってしまおうともブレス(息継ぎ)で主張をするものです。DeBreathを使えば、そんなブレスをエンジニア好みに軽減、あるいは除去することができます。つまり、シンガーはエンジ
IR1 Convolution Reverb
シドニーのオペラハウス、ニューヨークのボトムラインから、日本の霧島ホールまで網羅した、質/量ともに圧倒的なIRライブラリー。サンプリングの結果をフィルターするのではなく、コンボルーションデータそのものを
L4 Ultramaximizer
1990〜2000年代、L1やL2は音圧を稼ぐプラグインの代名詞でした。Red Hot Chili Peppers、Metallica、Timbalandなど、数え切れない名盤に使われ、そのサウンドは世界を席巻しました。しかし今、音楽は単なる音圧では
Waves Update Plan
WAVES製品を新しく購入・アップグレードすると、1年間の「WAVESアップデートプラン」が無償で付帯します。WAVESアップデートプランの有効期間中は最新バージョンのダウンロードや追加プラグインの提供など、様々な特典が提供されます。
- 最新バージョンの利用:新しいOS・ソフトウェアに対応したバージョンが提供されます
- 追加プラグイン:バンドルに新しくプラグインが追加された場合、無料でライセンスが付与されます
- 2つ目のライセンス:2台目のパソコンやハードウェアにインストールできるライセンスが付与されます
WAVESアップデートプランの有効期限が切れた場合でも、所有している製品は引き続きご使用いただけます。 WAVESアップデートプランはいつでも更新が可能です。有効期限が切れた後でも、必要になったタイミングで更新いただけます。