Waves LV1 Classic 導入事例
中嶋 優 氏(株式会社G-SOUND / 吉祥寺SHUFFLE)
Waves eMotion LV1 / LV1 Classic を導入されたユーザーの、ライブサウンド現場での活用事例をご紹介します。
2026.04.14
中嶋 優 氏(株式会社G-SOUND / 吉祥寺SHUFFLE)活動エリア:東京都
(撮影会場:Zepp Shinjuku)
Q1:現在、Wavesシステムを使用している主な現場や用途について具体的にお聞かせください。
自身が運営するライブハウス「吉祥寺SHUFFLE」に常設機としてeMotion LV1を導入しているほか、担当アーティストのツアーや外部のライブハウス現場でも「eMotion LV1 Classic」を持ち込んで使用しています。
Q2:Waves eMotion LV1を導入した理由やきっかけは何でしたか?
2018年頃からプラグインを活用するエンジニアの存在は知っており、気になっていました。2021年にWEBの記事を読み、「これは間違いなくこれからの主流になる」と確信して導入を決意。その後、自社ライブハウスの常設機としてリプレイスするタイミングをうかがっていました。
Q3:他のデジタルコンソールと比較して、Waves eMotion LV1 Classicが優れていると感じる点は何ですか?
断トツの「音の良さ」です。同じスピーカー、同じ環境であっても、卓を変えるだけでここまで変わるのかと驚かされるほど、明確な音の変化を実感できました。
Q4:Wavesシステムを導入してから、現場の作業環境や音作り、ワークフローはどのように変化しましたか?
これまでは外部ハードウェアを使用していたピッチ補正も「Waves Tune Real-Time」で完結し、「InTrigger」を使えば電子パッド等を用意する手間なくドラムのトリガー処理が可能です。結果として持ち込み機材が減り、セッティングが大幅に楽になりました。
また、無料アプリの「MyMon」も非常に便利です。メンバー自身でモニター環境(イヤモニ)を作ってもらうことで、音のクリアさにメンバーも大絶賛でした。実際にZepp規模の現場でもモニターエンジニアなしで本番を完遂できており、ワークフローが劇的に効率化されました。
また、eMotion LV1専用イマーシブ・インイヤー・モニター・システム eMo IEM を使用すると、演者はインイヤーで没入感のあるモニター・サウンドを受け取ることができます。アーティストに使うと、「何これ?ヤバい!!これ使ったらもう戻れないぞ、、、」とみんなビックリします。
Q5:eMotion LV1 Classicの機能の中で、特に便利だと感じた機能や、よく使用する機能は何ですか?
やはり「MyMon」を活用したモニターシステムです。通信の安定性を高めるため、FOH側のルーターに加え、ステージ前にも中継機を設置。本番中も安心してメンバーが触れる環境を作っています。LV1はイヤモニで聴くとより一層、その解像度の高さが際立ちます。
Q6:特にお気に入りのWavesプラグイン(3種)
Q7:Wavesシステムを使いこなすための独自の工夫やノウハウ、使い方のコツを教えてください。
レコーディングエンジニアの方に出会ったら、必ず「おすすめのプラグイン」を聞くようにしています。従来のPA卓ではEQ、コンプ、ゲート程度の操作に限られていましたが、LV1なら数あるプラグインをレコーディングクオリティで自在に扱えます。ライブの枠を超え、制作現場の知見を取り入れられるのがこのシステムの醍醐味です。
Q8:今後のWaves eMotion LV1及びWaves製品に望む機能や改善点、要望などがあればお聞かせください。
もっと多くのライブハウスでLV1が常設卓として普及していくことを願っています。
Q9:eMotion LV1 Classicを特にどのような方におすすめしたいですか?
数えきれないほどのプグインの中から自分の好きなものを選び、徹底的に音を追い込みたいエンジニアの方。そして、現場のクオリティを底上げしたいライブハウス運営者の方にも強くおすすめします。
製品情報
eMotion LV1 Classic
eMotion LV1 Classicは業界で実証済みのWaves LV1 ミキサーのエンジンのクオリティーを受け継ぎ、その優位性を世界中のライブサウンド・エンジニアに好まれるコンソールの形状とワークフローで提供します。
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