Scheps Omni Channel 2
完成された、チャンネル・ストリップ
Scheps Omni Channelは、グラミー受賞ミキシング・エンジニア、アンドリュー・シェップス(アデル、ジェイZ、メタリカ)との共同開発による、フレキシブルなチャンネル・ストリップ・プラグインです。
Andrew自身が長年をかけて築き上げてきたコンプレッション、EQ、サチュレーション・カラーの組合せ、これらが美しく統一して動作するよう設計されています。チャンネル・ストリップは、ミキシングの世界において最も効率性に優れたツールです。すべての基本となるプロセッシング、EQ、コンプレッション、ゲートなど。これらを簡単に管理できる一つのモジュラー型ユニットに収めました。ミキシングのとき、どのチャンネル・ストリップを選択するかは、エンジニアにとってジレンマでもあります。ヴィンテージ・コンソールをベースにしたチャンネル・ストリップ・プラグインのサウンドは素晴らしいかもしれません。しかしそれは特定の音響的カラーに制限されてしまう不自由さを生み出しかねません。一方で、モジュラー型チャンネル・ストリップ・プラグインなら、幅広く柔軟にプロセッサーの組合せを試しながらミックスを進めていけますが、異なるプロセッサー同士が必ずしも理想的な働きをするわけではありません。真の意味でのチャンネル・ストリップとして統一された相互作用を発揮しない場合もあるでしょう。
サブスクリプション版
使用する期間ごとにライセンス契約を行うプラン。Essentialは110種、Ultimateは220種超のプラグインを常に最新の状態でご利用いただけます。
Ultimate 220 over PluginsSoundGrid・AAX Native・Audiosuite・Audio Units・VST3
新しい Scheps Omni Channel ver.2は、ユーザーに新しい音のパレットを提供します。アグレッシブなディストーションのための 4 番目のサチュレーション フレーバーとしてCRUSHが追加され、他にもVCA、FET、OPTに加え、新たなコンプレッサーであるSOFTを搭載。本格的なレゾナンスを備えた新しい 24dB/OCT フィルターは、フィルター スイープなどのクリエイティブなエフェクトに最適です。さらに、Omni シグナル フローにエフェクトを追加するために、Omni のインサート ポイントで他社の製品を含むあらゆる VST3 プラグインをホストできる機能も備えています。
特徴
- グラミー受賞ミキシング・エンジニア、アンドリュー・シェップス(アデル、ジェイZ、メタリカ)との共同開発
- アンドリューによる長年のプロセッシングの組合せの経験が反映された、柔軟なチャンネルストリップ・プラグイン
- Pre、Compression、EQ、Gateモジュールそれぞれが独自の多彩で柔軟な音響的コントロールを提供
- DS2: 2フルレンジ・バンド/4フィルタータイプを備える、ディエッサーを超えるモジュール
- インサート・スロット: チャンネル・ストリップ内のどこでも他のWavesプラグインを追加可能
- ドラッグ・ドロップでモジュールを並び替え
- モジュールごとにMS/Duo/Stereoを切り替え可能
- ステレオ・コンポーネントはチャンネル個別に完全なコントロールを提供
- 内部/外部再度チェインを柔軟に処理可能
- ゼロ・レイテンシー
- アンドリュー制作による”Focus”プリセットで重要なポーションに集中
- トニー・ヴィスコンティ、ビリー・ブッシュ、ケン”Pooch”ヴァン・ドルーテンほかによるアーティスト・プリセット
Scheps Omni Channel 2新機能
Scheps Omni Channel 2 は、エキサイティングな新機能が追加され、これまで以上に多用途になりました。CRUSH は、アグレッシブなディストーションにドライブできる新しいプリアンプ サチュレーション フレーバーです。コンプレッサーにはOmniのVCA、FET、OPTに加え、新たなソフトニーコンプレッサーであるSOFTを搭載。本格的なレゾナンスを備えた新しい 24dB/オクターブ フィルターは、クリエイティブなエフェクトに最適です。さらに、Omni のインサートポイントに他社製品を含む VST3 プラグインを追加できる機能も追加されています。
プリアンプ: 優れた信号整形
ODD、EVEN、HEAVY、そして本格的なディストーション用に新たに追加された CRUSH の 4 つの高調波飽和オプションで色を追加します。可変ハイパスおよびローパス フィルターを使用すると、オクターブあたり最大 24dB のスロープで周波数レスポンスを調整でき、革新的なサウンド デザインを得ることができます。「thump」オプションは、穏やかなローエンドのエンハンスにより、低音を持ち上げたり、ミックスに力強さを加えたりします。
比類のないイコライゼーション
Omni Channelは、2 つの従来のパラメトリック/シェルビング EQ に加えて、ミックス内でさまざまな目的に役立つ「Mid」および「Tone」パラメトリック ステージを備えた EQ を搭載しています。
ダイナミックデュアルディエッシング
DS 2モジュールには 2 つの独立したディエッサーがあり、バンド幅とシェイプを調整して任意の周波数でダイナミクスを制御します。ボーカルだけではありません。耳障りなアンプ シムを均したり、シンセサイザーからノイズを除去したりすることができます。
4 つのクラシックなコンプレッション・フレーバー
Compressor セクションには、定番の4つのタイプが選択できます。低速でスムーズな OPT。高速かつ透過的な VCA。その中間的な特性を持つ FET、そして新たに追加されたソフトニーコンプレッサー「SOFT」。オーバーヘッドをしっかりと抑える場合にも、ボーカルを滑らかにする場合にも、ギターのサスティンを維持する場合でも、好みの正確なコンプレッションフレーバーをかんたんに選択できるようになりました。
ゴールデンゲート
ゲートまたはリニア エキスパンダーなどどのような目的においても、サイドチェイン、フィルタリング、MIDI Learn、ステレオまたはミッドサイド処理のための包括的なルーティングにより、前例のないクリエイティブなオプションを提供します。
FOCUS プリセットで重要なことに集中
ミックスに大きな違いをもたらす最も重要なコントロールに集中できるように、Andrew は一連の「FOCUS」プリセットを作成しました。ボーカル、ドラム、ベース、その他のソース専用に用意された各プリセットは、優れた出発点を提供するだけでなく、サウンドを微調整するための主要なコントロールを視覚的に強調して表示します。
New! 他社製品を含む VST3 プラグインをホスト可能
Waves プラグイン、または他のブランドの VST3 プラグインを Omni のシグナル フローに追加できます。選択したプラグインを Omni の「インサート」ポイントに挿入するだけです。リバーブ、ディレイ、モジュレーションエフェクト、追加のコンプレッサーなど、あらゆるものを Omni チェーンに追加できるようになりました。Omni のシグナル フローは柔軟です。「インサート」のプラグインを含む任意のモジュールを、チャンネル ストリップ内のどこにでも、好きな順序で移動できます。
グラミー賞受賞ミキサーによる250のプリセット
Andrew Scheps、Jacquire King、Tony Visconti、Tony Maserati、Steve Lillywhite、Frank Filipetti、Billy Bush、Dave Darlington など、世界クラスのエンジニアやプロデューサーによる 250 以上のプリセットで創造力を活性化しましょう。
Waves V15製品 動作環境
Mac 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2023.12, 2024 (AAX Native、Audiosuite)
- Logic Pro X, 10.8, 11 (Audio Units)
- Digital Performer 11 (Audio Units)
- Ableton Live 12 (VST3)
- Nuendo 13 (VST3)
- Cubase 13 (VST3)
- Main Stage 3 (Audio Units)
- Garage Band 10.4 (Audio Units)
- Audition 24 (VST3)
- Premiere Pro 24 (VST3
- Studio One Professional 6(VST3)
- FL Studio 21 (VST3)
- REAPER 7 (VST3)
- Reason 12.7 (VST3)
- Maschine 2 (VST3)
- Komplete Kontrol 3 (VST3)
- Bitwig Studio 5.1 (VST3)
- Luna 1.6 (Audio Units)
- OBS Studio 29 (Intelのみ, StudioRack経由 ステレオのみ*)
- Davinci Resolve 18.5 (VST3)
Windows 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2023.12, 2024 (AAX Native、Audiosuite)
- Ableton Live 12 (VST3)
- Nuendo 13 (VST3)
- Cubase 13 (VST3)
- Audition 24 (VST3)
- Premiere Pro 24 (VST3)
- Studio One Professional 6(VST3)
- FL Studio 21 (VST3)
- REAPER 7 (VST3)
- Reason 12.7 (VST3)
- Maschine 2 (VST3)
- Komplete Kontrol 3 ( VST3)
- Bitwig Studio 5.1 (VST3)
- Cakewalk by BandLab 2024 (VST3)
- Samplitude Pro X8(VST3)
- Sequoia 16 (VST3)
- Pyramix 14 (VST3)
- OBS Studio 29 (StudioRack経由 ステレオのみ*)
- Davinci Resolve 18.5 (VST3)
対応Videoソフトウェア
- Premiere Pro 22 (VST3)
Mac
- CPU:Intel Core i7 / i9 / Xeon-W / Apple M1(ClarityおよびCOSMOSを除く)
- メモリ: 8 GB RAM(16GB以上推奨)、16 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS:10.15.7、11.6.5、12.3.1
- Apple Silicon MacモデルについてはM1プロセッサ対応状況をご覧ください。
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
Windows
- CPU: Intel Core i5 / i7 / i9 / Xeon (Gen 5 以降) / AMD Quad-Core
- メモリ: 8 GB RAM、16 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS: Windows 10 64 bit(21H2)、Windows 11 (21H2)
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
ご注意
上記動作環境はWaves製品全般に関する内容であり、製品により対応状況が異なる場合があります。対応ホストアプリケーション、および個別プラグインの特記事項を合わせてご確認ください。
ご購入前にご利用環境における動作確認などをデモバージョンにてお試しいただく事をお勧めいたします。7日間のデモ期間中は製品の機能に制限なくご利用いただけます。ご利用方法はこちらのページをご参照ください。
収録バンドル製品
Scheps Omni Channel 2は以下のバンドルに含まれています。
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- 最新バージョンの利用:新しいOS・ソフトウェアに対応したバージョンが提供されます
- 追加プラグイン:バンドルに新しくプラグインが追加された場合、無料でライセンスが付与されます
- 2つ目のライセンス:2台目のパソコンやハードウェアにインストールできるライセンスが付与されます
WAVESアップデートプランの有効期限が切れた場合でも、所有している製品は引き続きご使用いただけます。 WAVESアップデートプランはいつでも更新が可能です。有効期限が切れた後でも、必要になったタイミングで更新いただけます。