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リズム隊のミックスTips! – Vol 1イントロダクション
MixがうまくなるTipsのMIオリジナル企画。当社ウェブサイトでもたくさんのレビューをしてくださっているオフィスオーガスタの佐藤洋介さんに学ぶ、リズム隊(ドラム・ベース・リズムギター)のミックスTipsムービー連動記事です。
2021.04.27
話はさかのぼること数ヶ月前。オフィスオーガスタ佐藤洋介さんが新しいスタジオを作られたとのお話をきき、さっそくお邪魔させて頂いたのです(このスタジオは本当に素敵なスタジオで、ミュージシャンなら誰しもがたまらない空間だったので、改めてご紹介できる機会があれば、と思います)。
![WAVES Tips](https://corporate-web-static.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2015/02/20150205_3626_1.jpg)
佐藤さんの作業場にお邪魔するたびに、私は(図々しくも)いくつもの質問をしてしまいます。あの音はどうやって作ったのか、リバーブには各トラックからどれくらいのセンド量なのか、EQはどこをカットして、コンプは原音と比較させて頂いたり。時には「耳の使い方」まで聞いてしまうこともあります。
この日も、この冬に私がセミナー・デモツアーで回るためのセッションファイルについて、色々と佐藤さんからTipsを聞き出そうとしていたのです。
お話を聞いているうちに「この授業は、私だけが聞くのはもったいない。ビデオ撮影をさせていただき、当ブログをご覧頂くみなさまにもお見せしたい」と思い立ち、今回の企画に至りました。
![WAVES Tips](https://corporate-web-static.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2015/02/20150205_3626_2.png)
今回のお題となるのは、楽曲の基盤となる「リズム隊」のミックス。具体的には、ドラム、ベース、ギターです。
ドラムはマルチマイクで収録した素材が手元になかったのですが、佐藤さんより「BFD3でいいじゃない」との事でBFD3をDAWにパラアウトする形で使用。ベースとギターは、佐藤さんにプレイして頂きました。ミックスに使用するプラグインは、WAVESのプラグインをメインに使用。
- BFD3の音作りについて、もっとディープに学びたい
- ドラムそのものについて知識があまりなく、それぞれのマイクがどんな役割なのかを学びたい
- ベーシックなリズム隊ミックスについて、もっと学びたい
- エンジニアがどこに耳を使って音を処理しているか、興味がある
- ドラムとベースの絡み、ベースとリズムギターの絡み方を学びたい
などなど。いずれもムービー連動で連載をして参ります。
では、本日はお題となる曲と、セッションの構成の解説。そしてBFD3を使用して、ドラムレコーディングはどう行われているかの解説を行っていただきました。ぜひご覧ください。
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