
初心者にもプロにも嬉しい、簡単最適なコンプ設定 ― Waves Renaissance Axx
ミックスを始めたばかりの頃、多くの人が最初にぶつかる壁、それがコンプレッサー。スレッショルド? レシオ? アタック? リリース?意味がわからず、パラメーターの前で立ち止まった経験、ありませんか?そんなミックス初心者にこそオススメしたいのが、Renaissance Axx。誰でもすぐ「存在感のある音」を手に入れられる、シンプルで直感的なコンプレッサーです。
2025.04.28
Renaissance Axxだけでいける!?イエス。

Renaissance Axxで調整するのは、たったの3つ
- スレッショルド
- アタック
- ゲイン
それ以外のレシオやリリースは内蔵されたアルゴリズムにお任せ。フェーダーを動かすだけで、自動的に最適なコンプ設定を適用してくれます。
操作に迷うことなく、ダイナミックレンジのコントロールを耳で感じながら直感的に扱えます。そして何より、クリップを心配せず安心して音を前に出せるのが魅力です。
ギターや、コーラストラックにも最適
Renaissance Axxは、特にギターとの相性が抜群です。
- エレキでもアコギでも使える
- カッティングやストラミングがしっかり前に出る
- 音圧が揃い、重みとまとまり感がアップ
ギターの音が軽いなと感じた時は、音の太さを加えてギターに圧倒的な存在感を与えることができます。
また、ボーカルのコーラストラックでも威力を発揮します。特に
- ゴスペル
- ボーカルグループ
このような複数の声が絡む場面で、一人一人のニュアンスを残しつつ、全体をひとつにまとめてくれます。
バストラックに全てのコーラスをまとめて、そこにRenaissance Axxをかけるだけで自然なまとまりとパワー感が共存するミックスに仕上がります。
コンプを超える、大胆な音づくり

Renaissance Axxは普通のコンプレッサーでは終わりません。内蔵アルゴリズムの恩恵により、大胆な音色変化にも対応できるのがこのプラグインの奥深さ。
たとえば
- スレッショルドを深くかける → パワフルでドライブっぽいサチュレーション感が現れる
- アコースティック楽器 → 一気にロック寄り、あるいはエレクトロ寄りのサウンドに変化
つまり、積極的な音作りにも使えるということ。音色のバリエーションがまだ少ない初心者にとって、とても頼りになるコンプレッサーです。
人気記事

WavesLive2025年出展予定展示会
Waves Liveの製品は、スタジオ品質のWavesプラグインをライブサウンドや放送の現場で使用可能にする革新的なソリューションです。0.8msという超低レイテンシーで、数百のプラグインをリアルタイムに処理可能なSoundG

コンプレッサーの種類ってたくさんあるけど、どれを使ったらいいの?
今回の記事では、コンプレッサーの種類と、それぞれのコンプレッサーをどのような場面で使用するのかを学んで行きます。VCA、FET、Optical、Variable-Mu、デジタルコンプレッサープラグインなど、様々な種類のコンプ

ミックスで「コンプのかけ過ぎ」を避ける7つのコツ
ミックスする時に、コンプレッションをかけすぎたり不足したりはしていないでしょうか?全てのコンプレッションに目的を持っていますか?かけすぎで躍動感が失われたり、逆にルーズすぎてかかりが弱かったりというこ

初心者にもプロにも嬉しい、簡単最適なコンプ設定 ― Waves Renaissance Axx
ミックスを始めたばかりの頃、多くの人が最初にぶつかる壁、それがコンプレッサー。スレッショルド? レシオ? アタック? リリース?意味がわからず、パラメーターの前で立ち止まった経験、ありませんか?そんなミ

ボーカルの「こもり」を解決する3つの方法
ボーカルミックスにおいて、課題になることが多い「こもり」。このボーカルの「こもり」は 250〜900Hzの間に余分なエネルギーや共振の発生によって引き起こされます。この周波数帯には、ボーカルの「芯」となる要素

アンプシミュレータでよりリアルな音を作るテクニック
ギターのレコーディングでは、実際のアンプを使った録音と、アンプシミュレータを使ったプラグインでの方法があります。ここでは、アンプシミュレータで完璧なサウンドのギターパートをレコーディングするための重要
人気製品

Platinum
モチベーションも高く制作を進め、ミックスも基本のプロセッシングからキャラクターを生かしバランスを取った作業ができた。数曲をトラックダウンして、作品として発表するところまでもう少しという段階。ここまでく

Curves Equator
Wavesは30年間にわたりEQを設計してきました。しかし、もっと正確で、もっとパワフルで、もっと効率的で、さらに楽しいEQがあったらどうでしょう?近年、スタジオのテクノロジーとワークフローのほとんどすべての面

Gold
音楽制作やミックスをより輝かせるために必要なものとは何でしょう。Power PackやSilverがあれば、作業の基礎は十分にカバーできます。しかし、それぞれのトラックの個性を引き出し、より有機的にバランスよく文字通

Curves AQ
Wavesは常に革新を追求しています。Clarity Vx、DeReverb、Silk Vocal、IDX、Curves Equator、Sync Vxなどの開発を通じて、新たなサウンド技術の限界を押し広げてきました。そして、ついにEQにも革命が起こります。

Horizon
音楽の創造は1990年代にアナログからデジタルへ、ハードウェアからソフトウェアへ、2000年代にはコンピューターのパワーの上昇によりインザボックスでの制作、ミキシング、マスタリングは一般的なものになりました。

Clarity Vx
Clarity Vxは、ボーカルをバックグラウンドノイズから取り除き、あらゆるミックス、プロダクション、ポッドキャスト、ビデオ用にサウンドを整える最高品質かつ最速の方法です。Waves Neural Networks®が搭載されてい

Signature Series Vocals
クリス・ロード=アルジ、エディ・クレイマー、ジャック・ジョセフ・プイグ、トニー・マセラッティ。いずれも類い稀なテクニックと感性で多くのアーティストの傑作を生み出し、グラミー賞を数度にわたり獲得するなど

MV2
MaxxVolumeのエンジンをベースに、二つのパラメーターでハイ/ロー・レベル・コンプレッションをコントロールする、よりシンプルなプラグインです。