
ショッピングガイド 2021 - EQ プラグイン編
年末も近づいてきて、新しいプラグインやバンドルを探している方も多いのではないでしょうか。そこで、前回と同じくユーザーのお気に入りを集めた「ショッピングガイド」をご用意しました。これを読めば、あなたのプロダクションやミックスに必要なものが見つかるはずです。
今回はEQ プラグインを集めてみました。ぜひ参考にしてみてください。
2021.12.09
Wavesには、素晴らしいEQプラグインがいくつか存在します。これらのプラグインはEQでの波形編集をする上で必要不可欠なものと言っても過言ではありません。
早速みていきましょう。
目次
Renaissance EQF6 Floating-Band Dynamic EQ
PuigTec EQs
記事内で紹介した製品
Renaissance EQ
Renaissance EQ(単品またはクラシックなRenaissance Maxxの一部として入手可能)は、超直感的で使いやすいイコライザーで、クラシックなアナログスタイルのサウンドと、リアルタイム・アナライザーを含むデジタルEQの利便性を兼ね備えています。
R-EQは、クラシックなアナログスタイルのサウンドと、リアルタイムアナライザーを含むデジタルEQの利便性を兼ね備えた、直感的で使いやすいイコライザーです。

F6 Floating-Band Dynamic EQ
F6 Floating-Band Dynamic EQは、時間とともに変化する入力やソースに応じてダイナミックに動作するサージカルEQです。このプラグインを使えば、1テイクの中で、マイクを使った親密な演奏から口ずさむようなコーラスまで、様々な歌手の音色を整えることができます。
EQのカットとブーストはスレッショルドに依存しており、問題が発生したときにのみ反応します。

PuigTec EQs
PuigTec EQsは、象徴的な真空管パッシブEQで、個々のトラックとマスターバスの両方で大まかなブーストとカットを行う音楽的能力で知られています。カットとブーストを同じ周波数で行うことで、クリーンなレゾナンス・シェルフを作り、決して悪い音を出さないという古典的なトリックがあります。
ミックスに「スマイリーフェイス」カーブが必要な場合は、この製品が最適なソリューションとなるでしょう。

いかがでしょうか。
お気に入りのプラグインは見つかりそうでしょうか。
さまざまなEQのプラグインがある中、どれが自分に合っているかの参考になれば幸いです。
さあ、早速制作をはじめましょう。
 
記事内で紹介した製品

Renaissance Equalizer
Renaissance Equalizerは、ヴィンテージモデルのフィルタカーブ、そして拡張された内部ヘッドルームを持つ、Waves全製品でも屈指の人気を誇るプラグインです。最新のGUIとリアルタイム・アナライザー(RTA)機能を備えたこの6バンド・パラグラフィックEQは、グラミー賞を受賞吸える数多くのプロデューサーやエンジニアに愛用されてきました。

F6 Floating-Band Dynamic EQ
F6 Floating-Band Dynamic EQは、フル・パラメトリック仕様の6つのフローティング・フィルター・バンドそれぞれにEQ/コンプレッション/エキスパンダーを統合した先進のダイナミックEQコントローラを備え、精密手術のような処理までも可能にします。さらに、MSプロセッシングをはじめとするいくつものオプションも搭載しました。

PuigTec EQs
PuigTec EQP-1A Pultec EQP-1Aは同じ周波数を同時にブースト/カットするユニークな機能を使用してレゾナンスシェルフを作り出せることで有名です。PuigTec EQP-1Aはジャック・ジョセフ・プイグが手がけた、ウィーザー、ブラック・クロウズ、パニック・アット・ザ・ディスコといったアーティスト達、その数十にもおよぶポピュラーソングレコーディングで聴ける、オリジナルハンドメイド・ユニットを驚くべき精巧さで再現したプラグインです。
人気記事

Waves V16 登場!全プラグインをさらに進化させる最新アップデート
30年以上もの間、WAVESはプラグイン・エフェクトの世界的ディベロッパーとして、音楽制作の現場を支えてきました。この度、WAVESはV16へのメジャーアップデートをリリースいたします。

ミックスで「コンプのかけ過ぎ」を避ける7つのコツ
ミックスする時に、コンプレッションをかけすぎたり不足したりはしていないでしょうか?全てのコンプレッションに目的を持っていますか?かけすぎで躍動感が失われたり、逆にルーズすぎてかかりが弱かったりというこ

コンプレッサーの種類ってたくさんあるけど、どれを使ったらいいの?
今回の記事では、コンプレッサーの種類と、それぞれのコンプレッサーをどのような場面で使用するのかを学んで行きます。VCA、FET、Optical、Variable-Mu、デジタルコンプレッサープラグインなど、様々な種類のコンプ

アンプシミュレータでよりリアルな音を作るテクニック
ギターのレコーディングでは、実際のアンプを使った録音と、アンプシミュレータを使ったプラグインでの方法があります。ここでは、アンプシミュレータで完璧なサウンドのギターパートをレコーディングするための重要

ボーカルの「こもり」を解決する3つの方法
ボーカルミックスにおいて、課題になることが多い「こもり」。このボーカルの「こもり」は 250〜900Hzの間に余分なエネルギーや共振の発生によって引き起こされます。この周波数帯には、ボーカルの「芯」となる要素

マスタリングEQのタメになるTips10選
WAVESウェブサイトに投稿されていた記事の中から、マスタリングのコツを取り扱ったものを日本語化しました。先日の「マスタリングにおけるリミッティング。6つのTips」と合わせて、魔法のようなマスタリングを実現す
人気製品

Clarity Vx
Clarity Vxは、ボーカルをバックグラウンドノイズから取り除き、あらゆるミックス、プロダクション、ポッドキャスト、ビデオ用にサウンドを整える最高品質かつ最速の方法です。Waves Neural Networks®が搭載されてい

Horizon
音楽の創造は1990年代にアナログからデジタルへ、ハードウェアからソフトウェアへ、2000年代にはコンピューターのパワーの上昇によりインザボックスでの制作、ミキシング、マスタリングは一般的なものになりました。

Vocal Rider
ボーカルトラックのレベルをリアルタイムに調整する「手コンプ」を自動で行うプラグイン Vocal Riderは、ボーカル・レベル・オートメーションに革命を起こします。用途も、使い方も、他のWavesプラグイン同様、非常

Curves Equator
Wavesは30年間にわたりEQを設計してきました。しかし、もっと正確で、もっとパワフルで、もっと効率的で、さらに楽しいEQがあったらどうでしょう?近年、スタジオのテクノロジーとワークフローのほとんどすべての面

Gold
音楽制作やミックスをより輝かせるために必要なものとは何でしょう。Power PackやSilverがあれば、作業の基礎は十分にカバーできます。しかし、それぞれのトラックの個性を引き出し、より有機的にバランスよく文字通

Mercury
音楽、映像、ライブ、放送、配信、設備、インスタレーション、アーカイブ。かつては分野や過程ごとに専業だったサウンドに関わる多くの作業は、近年ますます複雑にクロスオーバーするようになっています。音楽制作だ

JJP Vocals
Jack Joseph PuigによるJJP Vocalsについてのコメント: “ボーカルをミックスする時に気を付けているのは、直感と本能だ。どのディレイをとか、EQをどうするかとか、コンプレッサーの設定とか、そんな技術的な話では

Platinum
モチベーションも高く制作を進め、ミックスも基本のプロセッシングからキャラクターを生かしバランスを取った作業ができた。数曲をトラックダウンして、作品として発表するところまでもう少しという段階。ここまでく