検索
たった1つのノブで、ボーカルトラックに「色気」を。</br>Greg Wells VoiceCentric

たった1つのノブで、ボーカルトラックに「色気」を。
Greg Wells VoiceCentric

バンドものでも、打ち込みものでも、歌ってみたでも、どんな場合でも楽曲の主役はボーカルです。そのため、多くの方がもっともこのトラックの音作りや処理にたくさんの時間を費やすのではないでしょうか。

「ボーカル 処理」なんかで検索をしてみると、非常に多くのTipsやテクニックの解説が簡単に集まります。超低域はカットしよう、ピーキーなところは抑えよう、コンプで安定させよう....などなど。しかし「色気を出そう」というTipsは、あまり多くありません。これは、元のボーカルや使用したマイクによって処理どころが変わる、エンジニアならではのテクニックだからでしょう。

では、諦めるしかないのかというのはもったいない。WAVESからリリースされているGreg Wells VoiceCentricは、どんなボーカルにも「たったの1ノブで」適切な色気を加えてくれる究極プラグインです。

2022.06.06

このプラグイン、エンジニアでもありコンポーザーでもあり、アレンジャーでもありプロデューサーでもある、そしてあらゆる楽器を弾きこなすマルチ・インストゥルメンタリストのグレッグ・ウェルズの監修によってできあがったもの。グレッグ・ウェルズが関わったアーティストといえば、アデル、ミーカ、ケイティ・ペリー、ファレル・ウィリアムス、エルトン・ジョン.........

.....いや、キリがありません。いずれの作品もグラミー受賞作品ばかりで、いわば「ヒット作の裏にグレッグ・ウェルズあり」な人なのです。

そんな彼が監修したGreg Wells VoiceCentric。使い方は簡単で、ボーカルトラックにインサートして気持ちいい色気が出るところまで中央のビッグ・ノブを右に回していくだけ。

single-plugins-cla-vocals

右にある3つの小さなノブは、ディレイ、ダブラー、リバーブのエフェクト。これらはお好みでどうぞ。1つだけ注意があるとすれば、ビッグ・ノブの左上にある緑色のランプの色を確認すること。入力が大きすぎると赤になり、小さすぎると無色〜緑を行ったり来たりします。ここが緑〜黄あたりを行ったり来たりするくらいがちょうどよいバランスです。左にあるインプットボリュームで調整してみてください。


インサートしただけでほんのり「いい感じ」の色気がボーカルに加わり、右に回していくほどクッキリ・ハッキリしながら耳に痛くない色気が付きます。ビッグ・ノブの背後ではグレッグ・ウェルズ監修のプロセッサーがいくつも複雑に稼働していますが、ユーザーはこれを意識する必要はありません。目を閉じて、ビッグ・ノブを「いい感じのところ」まで回すだけです。

ボーカルトラックに色気。熟練のエンジニアのテクニックを、誰でも簡単に。

人気記事

コンプレッサーの種類ってたくさんあるけど、どれを使ったらいいの?
コンプレッサーの種類ってたくさんあるけど、どれを使ったらいいの?

今回の記事では、コンプレッサーの種類と、それぞれのコンプレッサーをどのような場面で使用するのかを学んで行きます。VCA、FET、Optical、Variable-Mu、デジタルコンプレッサープラグインなど、様々な種類のコンプ

やり過ぎ注意!いいミックスに仕上げる11個のポイント
やり過ぎ注意!いいミックスに仕上げる11個のポイント

ミキシングの休憩から戻ってきて、曲の方向性が間違っていることに気付いたことはありませんか? さっきまではいい感じのトラックだったのに、今聴くとなんだかイマイチに感じる。 プラグインの使いすぎは、ミキシン

ミックスで「コンプのかけ過ぎ」を避ける7つのコツ
ミックスで「コンプのかけ過ぎ」を避ける7つのコツ

ミックスする時に、コンプレッションをかけすぎたり不足したりはしていないでしょうか?全てのコンプレッションに目的を持っていますか?かけすぎで躍動感が失われたり、逆にルーズすぎてかかりが弱かったりというこ

リードボーカルのミキシング 12のステップ 後編
リードボーカルのミキシング 12のステップ 後編

前回に引き続き、リードボーカルに対するアプローチをご紹介します。前回の記事では、コンピングや編集で、ボーカルのベースを作っていく作業を中心にご紹介しましたね。今回の記事では、ミックスの中で他の楽器隊な

ラウドネスメーターを使いこなそう!
ラウドネスメーターを使いこなそう!

オーディオ信号の測定は、トラックメイク、ミキシング、マスタリングにおいて最も重要な部分と言っても過言ではありません。オーディオ・メーターの疑問を解き明かし、どのメーターをいつ、どのように使うべきかを知

11のステップでプロのサウンドへ。ドラムのミキシング
11のステップでプロのサウンドへ。ドラムのミキシング

コンプレッションやEQの設定、位相トラブルの修正方、さらにトランジェントのコントロールまで、ドラムミックスの"いろは"を学んでいきましょう。 さらに、パラレルコンプレッションやリバーブを使い、深みと奥行

人気製品

Horizon
Horizon

音楽の創造は1990年代にアナログからデジタルへ、ハードウェアからソフトウェアへ、2000年代にはコンピューターのパワーの上昇によりインザボックスでの制作、ミキシング、マスタリングは一般的なものになりました。

Platinum
Platinum

モチベーションも高く制作を進め、ミックスも基本のプロセッシングからキャラクターを生かしバランスを取った作業ができた。数曲をトラックダウンして、作品として発表するところまでもう少しという段階。ここまでく

Ultimate
Essential
Clarity Vx
Clarity Vx

Clarity Vxは、ボーカルをバックグラウンドノイズから取り除き、あらゆるミックス、プロダクション、ポッドキャスト、ビデオ用にサウンドを整える最高品質かつ最速の方法です。Waves Neural Networks®が搭載されてい

Gold
Gold

音楽制作やミックスをより輝かせるために必要なものとは何でしょう。Power PackやSilverがあれば、作業の基礎は十分にカバーできます。しかし、それぞれのトラックの個性を引き出し、より有機的にバランスよく文字通

Ultimate
Curves Equator
Curves Equator

Wavesは30年間にわたりEQを設計してきました。しかし、もっと正確で、もっとパワフルで、もっと効率的で、さらに楽しいEQがあったらどうでしょう?近年、スタジオのテクノロジーとワークフローのほとんどすべての面

Ultimate
Essential
StudioRack
StudioRack

最大8個のプラグインを組み合わせたオリジナルのチャンネルストリップを作成可能なプラグイン。その他にも周波数帯ごとにプラグインをインサート可能なマルチバンドスプリット、モノ・ステレオ・M/Sでパラレル・プロ

Mercury
Mercury

音楽、映像、ライブ、放送、配信、設備、インスタレーション、アーカイブ。かつては分野や過程ごとに専業だったサウンドに関わる多くの作業は、近年ますます複雑にクロスオーバーするようになっています。音楽制作だ

Diamond
Diamond

インスピレーション、閃いたアイデアをトラックへと作り上げ、数々のツールを使ってミックスし、磨き上げ、最高の状態でトラックダウンする。Diamondは、Platinumバンドルのプラグインをすべて収録し、さらに原石と

Products
Solution
Contents
Support
Company
Instagram YouTube