DiGiGrid MGB
MADI入出力を装備したコンソールの機能を拡張するSoundGrid I/O
コンパクトでポータブルなDiGiGrid MGBインターフェイスは、あらゆるデジタル・ライブコンソールなどのMADI対応機器を、WavesのネットワークとプロセシングのプラットフォームであるSoundGridに接続することで、128までのオーディオ・チャンネルの録音、エフェクト・プロセシング、プレイバックが可能になり、文字通り何百ものWavesとサードパーティーのプラグインが動作するSoundGrid DSPサーバーへ、わずか0.8ミリ秒という非常に低いレイテンシーで接続します。1台はバーチャル・サウンドチェック用に、もう1台はバックアップ用に、2台のコンピューターに同時に録音することも可能です。
デジタル・ライブコンソールの機能を拡張:MGBにSoundGrid DSPサーバー、SuperRackプラグイン・ホスト・アプリケーションを加えることで、あらゆるMADI入出力を装備したライブコンソールの各チャンネルやミックスバスにWavesプラグインをインサートすることが可能となり、ライブミックスの表現の幅を劇的に広げます。
大規模なレコーディング・システムにも対応:MIADI端子を2系統搭載し、1台のユニットで最大128ch(44.1/48kHz)の入出力が行えます。さらにネットワーク接続を生かし、2台接続することで最大256chもの大規模なレコーディング、送出にも対応します。
Coaxial MADI端子を2機搭載:Coaxial MADI端子:MGBはシンプルなBNC MADI端子を2機搭載。1本のBNCケーブルで最大64ch(44.1/48kHz)の信号を扱えます。56ch/64chどちらのモードにも対応しています。
Ethernet接続により、自由度の高い長距離伝送が可能に:Cat5e以上の一般的なEthernet(LAN)ケーブルにより最大75mのケーブル長に対応。低コストで長距離伝送が行えます。また、Ethernetハブ経由により、対応のI/Oを増設可能。マイク端子、ライン、デジタルなど、用途に沿ったインターフェイスの増設も、I/Oを追加するだけで容易に行えます。
簡単接続:Ethernetケーブル1本のみで接続は完了です。DiGiGrid MGO MADI-to-SoundGridインターフェイスなら、たった1本のEthernetケーブルだけで、リアルタイムの低レイテンシー・ネットワークとプロセシングのプラットフォームに接続可能です。
- コアキシャル(BNC)MADI-SoundGridインターフェイス
- 128チャンネルまでの入出力
- 2台のコンピューターに同時に録音可能
- 超低レイテンシー:0.8ミリ秒
- Ethernetケーブル1本(Cat 5e/6)で接続
- 数百個のリアルタイム・プラグインをライブコンソールにインサート(別売のSoundGrid DSPサーバーと1GBスイッチが必要)
- ASIOとCore Audioドライバーに対応
技術仕様
- コアキシャル(BNC)MADI I/O
- 44.1, 48, 88.2, 96 kHzのサンプルレートをサポート
- 112/128チャンネルI/O @ 48kHz
- 56/64チャンネルI/O @ 96kHz
- 56チャンネルと64チャンネル・モードに対応
- 96kHzのダブルワイヤー(48kフレーム)とシングルワイヤー(96kフレーム)伝送をサポート
- ワードクロック入力、MADI(ポート1または2)、SoundGrid(Sync over Ethernet)、インターナルからクロックソースを選択
- SoundGrid RJ45 Ethernetポート x 1
- リセット・スイッチ
- DiGiCoステージ・ラックのチャンネル57をサポート
寸法と重量
- 寸法(H x W x D):29 mm x 106 mm x 148.2 mm
- 重量:0.4 kg
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