
Waves V15リリースノート
2024年12月16日、すべてのWavesプラグイン V15での全面的なソフトウェアアップデートがリリースされました。
2024.12.17
新機能と改善点
- SSL G-Master Buss Compressorに新機能: ハイパスサイドチェーンフィルター追加(StudioVerseでの動作のみ)
- Dual Mode-左右のディレイ・タイムを別々にコントロール
- ピンポンのディレイを左から始めるか、右から始めるかを選択可能
- Doubler、SuperTap、Enigmaのインターフェースを一新。
- Feedback HunterがVST3ホストでサポートされました。
- JJP Signature Series: Analog Noise On/Off が追加されました。
- L2 Ultrmaximizer : 外部サイドチェーンのサポートが追加されました。
- CLA MixHub、Scheps Omni Channel 2、MultiMod Rack、Abbey Road TG Mastering Chain に MIDI Learn サポートが追加されました。
- Renaissance Bass、PuigTec EQ、MV2、Manny Marroquin Reverb CLA-2A、CLA VocalsにFOHエンジニアのLuizinho Mazzeiによるプリセットを追加。
Wavesプラグイン全体に関わるバグ修正
- WavesLiveアプリケーションでプラグインがドッキングされている間、Lock Input または Mix がサポートされているプラグイン全体でアクセスできるようになりました。
- オートメーションが Cakewalk で正しく動作するようになりました。
- セカンダリーアカウントを使用している場合、プリセットのリネームが正しくロードされるようになりました。
各プラグインのバグ修正
- CLA Epic と CLA EchoSphere: Waves FIT と Avid コントローラーのコントロールサーフェスマッピングが修正されました。
- F6 Floating-Band Dynamic EQ:
- SSL G-Master Buss Compressorに新機能: ハイパスサイドチェーンフィルター追加(StudioVerseでの動作のみ)
- H-Delay ハイブリッド・ディレイの新機能追加
- デフォルトのプリセットが正しくロードされます。
- デフォルトRTAが新しいインスタンスに正しくロードされます。
- Flow Motion: Cubaseで再生中にプリセットを切り替えてもハングしない。
- IDX Intelligent Dynamics: Waves FIT と Avid コントローラーのコントロールサーフェスマッピングの問題を修正。
- IR Family Convolution Reverb : 「Don't Normalize」 が設定されていても、検出されたラウドネスが高すぎる場合、インポートされた IR がノーマライズされる。
- L1 Ultramaximizer: プラグインがバイパスされている時に、エクスポートが不要なフェードを生じない。
- Magma BB Tubes: Live AppsでGUIが壊れない。
- Manny Marroquin Delay を修正: プラグインをバイパスした時の大きなノイズがなくなりました。
- PuigTec: 全てのシステムでコントロールがスムーズに反応するようになりました。
- Silk Vocal: 複数のインスタンスでGUIが壊れることなく実行される。
- StudioVerse : サードパーティのVST3プラグインが、「Undo 」コマンド使用時に黒くならないようになりました。
- StudioVerse: VST3ベンダーリストがアルファベット順になりました。
- StudioVerse: CLA Mixhubを含むインスタンスをコピーすると、Bucket Viewが正しく表示されるようになりました。
- SuperTap:スナップがオフに設定されている場合、値が丸められずに正確に表示されます。
- X-FDBK:タッチスクリーン使用時にフリーズしないようになりました。
人気記事

客観的なイコライジングを元に「正解の音」に近づける 〜新世代イコライザー Curves AQ 〜
イコライジングで難しいのは「どこまでいじれば正解なのか」がわからないこと。自分の耳を信じるのは大事だけれど、仕上がりに自信が持てず、客観的な基準が欲しいと感じる瞬間は誰にでもあるはず。そんな悩みを解決

Waves Online AI Mastering 〜AIが実現する、プロ品質のオンラインマスタリング〜
Waves Online Masteringは、最新のAI技術とWavesの受賞歴あるオーディオ処理を組み合わせたオンラインマスタリングサービスです。数分でリリース可能な高品質マスターを生成し、音楽制作の最終工程をより速く、手軽

ボーカルが何だか物足りない!と思ったらCLA Effectsを立ち上げよう
EQやコンプでボーカルを聴きやすく整えたのに、何だか物足りない…。曲の世界観に合わせたボーカルにしたいのに、思ったような決め手が見つからない。そんな経験はありませんか?そこで頼りになるのが、グラミー賞エ

ミックスで「コンプのかけ過ぎ」を避ける7つのコツ
ミックスする時に、コンプレッションをかけすぎたり不足したりはしていないでしょうか?全てのコンプレッションに目的を持っていますか?かけすぎで躍動感が失われたり、逆にルーズすぎてかかりが弱かったりというこ

Compressor vs Transient Shaper - 使い分けを極めるTips
コンプレッサーとトランジェントシェイパーは、ともにトランジェント素材を制御し、音響的なインパクトを与えるために使用されます。それぞれのプロセッサーの違いを学び、どのタイミングでどちらを使用すべきかをみ

コンプレッサーの種類ってたくさんあるけど、どれを使ったらいいの?
今回の記事では、コンプレッサーの種類と、それぞれのコンプレッサーをどのような場面で使用するのかを学んで行きます。VCA、FET、Optical、Variable-Mu、デジタルコンプレッサープラグインなど、様々な種類のコンプ
人気製品

InTrigger Drum Replacer
InTrigger Drum Replacer は、Wavesが提供するインテリジェントなドラムリプレイスメント・プラグインです。単なるトリガー検出を超え、ゴーストノート・ダイナミクス・ブリードを高精度に解析し、プロフェッショナ

SuperRack
SuperRackは、最大128ch(64chステレオ)ニアゼロ・レイテンシーで大量のWavesプラグインを駆動走らせることができる、ライブサウンドとブロードキャスト・ミキサーのための最新のプラグイン・ラックです。

Clarity Vx
Clarity Vxは、ボーカルをバックグラウンドノイズから取り除き、あらゆるミックス、プロダクション、ポッドキャスト、ビデオ用にサウンドを整える最高品質かつ最速の方法です。Waves Neural Networks®が搭載されてい

JJP Vocals
Jack Joseph PuigによるJJP Vocalsについてのコメント: “ボーカルをミックスする時に気を付けているのは、直感と本能だ。どのディレイをとか、EQをどうするかとか、コンプレッサーの設定とか、そんな技術的な話では

Curves AQ
Wavesは常に革新を追求しています。Clarity Vx、DeReverb、Silk Vocal、IDX、Curves Equator、Sync Vxなどの開発を通じて、新たなサウンド技術の限界を押し広げてきました。そして、ついにEQにも革命が起こります。

Platinum
モチベーションも高く制作を進め、ミックスも基本のプロセッシングからキャラクターを生かしバランスを取った作業ができた。数曲をトラックダウンして、作品として発表するところまでもう少しという段階。ここまでく

Diamond
インスピレーション、閃いたアイデアをトラックへと作り上げ、数々のツールを使ってミックスし、磨き上げ、最高の状態でトラックダウンする。Diamondは、Platinumバンドルのプラグインをすべて収録し、さらに原石と

Curves Equator
Wavesは30年間にわたりEQを設計してきました。しかし、もっと正確で、もっとパワフルで、もっと効率的で、さらに楽しいEQがあったらどうでしょう?近年、スタジオのテクノロジーとワークフローのほとんどすべての面