
Tape, Tubes & Transistors
E.クレイマー監修、数多のロック・クラシックを生み出したロンドン・オリンピック・スタジオの常設のビンテージ・サウンドを再現
現代の音楽史の一ページに登場する出来事やレコーディングも、そこにはもちろんサウンドを形作り、記録した実際の機材が存在します。
1954年、一介のトラック運転手だった青年が最初のシングル"That’s All Right"をレコーディングし、のちのロックスター エルビス・プレスリーとしてブレイクします。そのサウンドを刻んだのは、Kramer Master Tapeプラグインがモデリングしたものと同モデルの真空管 1/4"リールテープマシンでした。
60年代ロンドンのオリンピックスタジオでは、数多のロックバンド達が、スタジオのカスタムHeliosコンソール、そしてPye Telecomによるコンプレッサーを通して、数々の名作をレコーディングしました。そのコンソールの前でPyeコンプレッサーを操っていたのは、若き日のエンジニア エディ・クレイマーでした。
歴史の証人とも言えるテープマシン、コンソール、コンプレッサーを、精通するエディ・クレイマー監修の元Wavesがプラグインに甦らせたのがTape, Tubes & Transistorsバンドルです。
収録された3機種は、単に歴史上の機材をモデリングしたものではありません。Kramer Master Tapeのテープと真空管のコンビネーションによる独自のカラー、HLS ChannelのEQは独特な10kHzのシェルフ、60Hz – 400Hzブースト/50Hzカット・ローフィルターというトーン作りに最適な構成。PIE Compressor は特にドラムのパラレル処理に適した、ヴィンテージなトランジェントを備えます。
Tape, Tubes & Transistorsがモデリングするテープ、真空管、トランス、ソリッドステート、トランジスター、ハードウェアに組み込まれたコンポーネントのすべてが現代の機材にはない、独創的で普遍性を持ったキャラクターに昇華されています。
特徴
- エディ・クレイマーによる共同開発と監修
- 3つのビンテージ機器をプラグインで精密に再現
- 伝説的スタジオ、ロンドン・オリンピック・スタジオで使用された実際の機材をモデリング
収録プラグイン

Kramer HLS Channel
伝説的なプロデューサー/エンジニアであるEddie Kramerと共に開発したHLS Channelは、Londonの有名なOlympic Studioにおける歴史的なセッションで使用したHeliosミキシングコンソールと同じモデルを入手、細心の注

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Kramer PIE Compressor
伝説的なプロデューサー/エンジニアであるEddie Kramerと共にWavesが開発したPIE Compressorは、LondonのOlympic Studiosで歴史的セッションの数々で実際にEddieが使用したものと同じ、ヴィンテージPyeコンプレッサ
Waves V15製品 動作環境
Mac 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2023.12, 2024 (AAX Native、Audiosuite)
- Logic Pro X, 10.8, 11 (Audio Units)
- Digital Performer 11 (Audio Units)
- Ableton Live 12 (VST3)
- Nuendo 13 (VST3)
- Cubase 13 (VST3)
- Main Stage 3 (Audio Units)
- Garage Band 10.4 (Audio Units)
- Audition 24 (VST3)
- Premiere Pro 24 (VST3
- Studio One Professional 6(VST3)
- FL Studio 21 (VST3)
- REAPER 7 (VST3)
- Reason 12.7 (VST3)
- Maschine 2 (VST3)
- Komplete Kontrol 3 (VST3)
- Bitwig Studio 5.1 (VST3)
- Luna 1.6 (Audio Units)
- OBS Studio 29 (Intelのみ, StudioRack経由 ステレオのみ*)
- Davinci Resolve 18.5 (VST3)
Windows 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2023.12, 2024 (AAX Native、Audiosuite)
- Ableton Live 12 (VST3)
- Nuendo 13 (VST3)
- Cubase 13 (VST3)
- Audition 24 (VST3)
- Premiere Pro 24 (VST3)
- Studio One Professional 6(VST3)
- FL Studio 21 (VST3)
- REAPER 7 (VST3)
- Reason 12.7 (VST3)
- Maschine 2 (VST3)
- Komplete Kontrol 3 ( VST3)
- Bitwig Studio 5.1 (VST3)
- Cakewalk by BandLab 2024 (VST3)
- Samplitude Pro X8(VST3)
- Sequoia 16 (VST3)
- Pyramix 14 (VST3)
- OBS Studio 29 (StudioRack経由 ステレオのみ*)
- Davinci Resolve 18.5 (VST3)
対応Videoソフトウェア
- Premiere Pro 22 (VST3)
Mac
- CPU:Intel Core i7 / i9 / Xeon-W / Apple M1(ClarityおよびCOSMOSを除く)
- メモリ: 8 GB RAM(16GB以上推奨)、16 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS:10.15.7、11.6.5、12.3.1
- Apple Silicon MacモデルについてはM1プロセッサ対応状況をご覧ください。
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
Windows
- CPU: Intel Core i5 / i7 / i9 / Xeon (Gen 5 以降) / AMD Quad-Core
- メモリ: 8 GB RAM、16 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS: Windows 10 64 bit(21H2)、Windows 11 (21H2)
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
ご注意
上記動作環境はWaves製品全般に関する内容であり、製品により対応状況が異なる場合があります。対応ホストアプリケーション、および個別プラグインの特記事項を合わせてご確認ください。
ご購入前にご利用環境における動作確認などをデモバージョンにてお試しいただく事をお勧めいたします。7日間のデモ期間中は製品の機能に制限なくご利用いただけます。ご利用方法はこちらのページをご参照ください。
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Waves Update Plan
WAVES製品を新しく購入・アップグレードすると、1年間の「WAVESアップデートプラン」が無償で付帯します。WAVESアップデートプランの有効期間中は最新バージョンのダウンロードや追加プラグインの提供など、様々な特典が提供されます。
- 最新バージョンの利用:新しいOS・ソフトウェアに対応したバージョンが提供されます
- 追加プラグイン:バンドルに新しくプラグインが追加された場合、無料でライセンスが付与されます
- 2つ目のライセンス:2台目のパソコンやハードウェアにインストールできるライセンスが付与されます
WAVESアップデートプランの有効期限が切れた場合でも、所有している製品は引き続きご使用いただけます。 WAVESアップデートプランはいつでも更新が可能です。有効期限が切れた後でも、必要になったタイミングで更新いただけます。