
REDD
レニー・クラヴィッツ所有のアビーロードコンソールを再現
ロンドンに所在するアビーロード・スタジオは、1960年代のポップ・カルチャーの新たな潮流、ロック・ミュージックの震源地でした。ビートルズ、ホーリーズ、ピンク・フロイドをはじめ、数々の光輝く先駆者が音楽の歴史を刻み、今日まで続くレボリューションが生まれた場所、それがアビーロード・スタジオです。そのアビーロード・スタジオ名盤を刻んだコンソール・デスクの持つカラー、キャラクター、複雑なトーン構造をWavesが緻密に再現しました。
特徴
- 伝説のREDD.17、REDD.37、REDD.51コンソールを再現
- 1960年代のクラシック・ブリティッシュ・サウンド
- コンティニュアス・EQコントロール
- アビーロード・スタジオが全面的に開発に協力
動画
名機ならではの豊かな深みと奥行き
Abbey Road REDD Consolesでは、今もアビーロード・スタジオにあるREDD.17コンソールと、レニー・クラヴィッツが現在所有しているREDD.37コンソールを再現しています。
印象深いクラシック・コンソールの豊かな深み、奥行きを最新のDAW上でも再現可能です。





コントロール
- Amp Type:アンプのタイプを選択(REDD .37-.51のみ)
- Channel Select:チャンネル・コンフィギュレーションの設定
- Bass Lift:双指向性コンデンサー・マイク使用時の低域のロスを補正する9dB ローシェルビング・コントロール
- EQ Select:EQタイプ(Classic、Pop)の選択。ClassicトレブルEQ10kHzをシェルフでブースト・カット。Pop EQは約5kHzをセンター周波数にピーク・ブースト、10kHzをセンター周波数にシェルビングでカット。両EQともにセンター周波数100 Hzで10dBブースト・カット(REDD .37-.51のみ)
- Tone High:高域のシェルビングEQをコントロール
- Tone Low:低域のシェルビングEQをコントロール
- Monitor:モニター出力のソースを設定
- Spread:ステレオ処理のモード選択(ステレオ信号のみ)
- Drive:信号に付加するドライブ量をコントロール。値の上昇に伴い歪み量が増加。
- Analog:モデリングしたノイズ、ハムの量をコントロール
- Output:出力レベルをコントロール
- VU Meters:出力レベル(VU)を表示
REDDコンソールとは?
1931年のスタジオ開設以来、Abby Road Studioは世界でトップクラスのレコーディング・クオリティーにこだわり続け、革新的な技術を発信する存在でもありました。EMIのREDD (Recording Engineer Development Department: レコーディング・エンジニア開発部)は1955年、後に急成長するステレオ・フォーマットに対応するため、Abby Roadの技術エンジニア Lenn Pageによって設立されました。REDDの尽力により、1年足らずのうちにREDD.1コンソールが誕生しました。
REDD.1はAbby Road Studioの最初のステレオ・ミキシング・システムで、REDD.8ミキサーとアンプや他のコンポーネンツが収められたラックで構成されていました。1957年、後継機種となるREDD.17がEMIのドイツ関連会社であるPeter Burkowitzによって設計されました。REDD.17は8チャンネルある各チャンネルに、今日、私達がミキシング・コンソールにあって当然と考えるEQを初めて搭載したコンソール・デスクでした。
翌年の終わりには、4トラック録音の人気の高まりを受け、シリーズ3機種目となるREDD.37がリリースされました。REDD.17、 REDD.37ともに伝説的なSiemens V72真空管アンプを備えていました。REDD.37では少なくとも31台のV72が使用されていました。REDD.37に続き、V72よりヘッドルームが大きく歪が少ないREDD.47アンプ搭載のREDD.51が誕生しました。
このモデルは1959年に誕生したものの、1963年まではAbby Road Studioでの活躍の機会は無く、1968年に4台の.51デスクが製造され、以降EMIの次世代ソリッド・ステート・8/16トラック・コンソール、TGシリーズにゆっくりと移行していきました。
Waves V13製品 動作環境
Mac 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2021(AAX Native, Audiosuite)
- Logic ProX, 10.6.3(Audio Units)
- Digital Performer 11(Audio Units)
- Ableton Live 11 (VST3)
- Nuendo 11(VST3)
- Cubase 11(VST3)
- Main Stage 3(Audio Units)
- Garage Band 10.4.4(Audio Units)
- Audition 14(VST3)
- Premiere Pro 15(VST3)
- Studio One Professional 5(VST3)
- FL Studio 20(VST3)
- REAPER 6(VST3)
- Reason 11,12(VST)
- Maschine 2(VST)
- Komplete Kontrol 2(VST)
- Bitwig Studio 4(VST3)
- Luna 1.1.11(Audio Units)
Windows 対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2021(AAX Native, Audiosuite)
- Ableton Live 11 (VST3)
- Nuendo 11(VST3)
- Cubase 11(VST3)
- Cakewalk by BandLab 2021(VST3)
- Audition 14(VST3)
- Premiere Pro 15(VST3)
- Samplitude Pro X6 (VST)
- Sequoia 15(VST3)
- Pyramix 25th(VST)
- Studio One Professional 5.3 (VST3)
- FL Studio 20(VST3)
- REAPER 6(VST3)
- Reason 11,12(VST)
- Maschine 2(VST)
- Komplete Kontrol 2(VST)
- Bitwig Studio 4(VST3)
対応Videoソフトウェア
- Premiere Pro 14 (VST3)
Mac
- CPU:Intel Core i5/i7/i9/Xeon/Apple M1(ClarityおよびCOSMOSを除く)
- メモリ: 8 GB RAM(16GB以上推奨)、16 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS:10.14.6, 10.15.7, 11.6.2, 12.1
- "Metal"対応グラフィックプロセッサ搭載の以下のモデルに対応 (Metal詳細について)
- MacBook 2015以降
- MacBook Air 2012 以降
- MacBook Pro 2012 以降
- Mac mini 2012 以降
- iMac 2012 以降
- iMac Pro
- Mac Pro 2019以降(MacPro2015以前のモデルについては、Metal対応モデルも含めてサポートされません)
- Apple Silicon MacモデルについてはM1プロセッサ対応状況をご覧ください。
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
Windows
- CPU: Intel Core i5 / i7 / i9 / Xeon / AMD Quad-Core
- メモリ: 8 GB RAM、16 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS: Windows 10 64 bit(2004 以降),Windows 11 (Build 22000.194)
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
ご注意
上記動作環境はWaves製品全般に関する内容であり、製品により対応状況が異なる場合があります。対応ホストアプリケーション、および個別プラグインの特記事項を合わせてご確認ください。
ご購入前にご利用環境における動作確認などをデモバージョンにてお試しいただく事をお勧めいたします。7日間のデモ期間中は製品の機能に制限なくご利用いただけます。ご利用方法はこちらのページをご参照ください。
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WAVES製品を新しく購入・アップグレードすると、1年間の「WAVESアップデートプラン」が無償で付帯します。WAVESアップデートプランの有効期間中は最新バージョンのダウンロードや追加プラグインの提供など、様々な特典が提供されます。
- 最新バージョンの利用:新しいOS・ソフトウェアに対応したバージョンが提供されます
- 追加プラグイン:バンドルに新しくプラグインが追加された場合、無料でライセンスが付与されます
- 2つ目のライセンス:2台目のパソコンやハードウェアにインストールできるライセンスが付与されます
WAVESアップデートプランの有効期限が切れた場合でも、所有している製品は引き続きご使用いただけます。 WAVESアップデートプランはいつでも更新が可能です。有効期限が切れた後でも、必要になったタイミングで更新いただけます。