グラミー・エンジニアお気に入りのWavesプラグイン
世界中のトップエンジニアたちから信頼されているWavesプラグイン。グラミー賞受賞歴を持つサウンドエンジニアたちも、その革新的かつ普遍的なツールを駆使して数々の名曲を生み出してきました。
本記事では彼らが愛用しているWavesプラグインや、お勧めする理由についてのコメントをご紹介します。トップエンジニアがWavesプラグインをどのように活用しているのか、そのテクニックや選び方のポイントをぜひチェックしてください。
2025.02.26
Works:Beyoncé、Jay Z、FKA Twigs、Autolux
- CLA-76 Compressor / Limiter
CLA-76なしではやっていけません。このプラグインは毎回完璧に機能し、しかもゼロレイテンシーです。 - Renaissance Bass
R-Bassは、弱いキックに完璧な重みとサブを加えてくれます。Renaissanceバンドル全体は、市場で最高のプラグインバンドルのひとつです。 - Renaissance Compressor
R-Compは頼りになるボーカルコンプレッサーです。CLA-76と組み合わせることで、いつも思い描いているサウンドを作り出すことができます。 - Renaissance Reverb
Waves R-Verbは、ビヨンセのボーカルでメインのリバーブとして使用しています。彼女のアルバム「Haunted」や「Partition」をチェックしてみてください。すべてR-Verbです。 - SSL E-Channel
Waves SSL E-Channelは、ビヨンセのボーカルに最適です。ハイパス・フィルターのカーブが素晴らしく、私は通常100〜140Hzあたりに設定しています。ハイシェルフEQのパリっとした感じも気に入っています。 - C6 Multiband Compressor
Waves C4とC6のサウンドの掴み方がとても好きで、この先ずっと使い続けると思います。 - SSL EV2 Channel
SSL EV2のプリセットを作っているとき、新しいマイクプリアンプとライン入力の歪み、そして倍音の素晴らしさにブッ飛びました。これは本当にヤバい!Wavesは最高の仕事をしました。 - SSL G-Master Buss Compressor
Waves SSL Compをミックスバスでよく使います。ミックスバスをモノのAUXトラックに送って、AUXトラックでEQした音をSSL Compのサイドチェイン・キーインプットに使ってみてください!
Mark "Spike" Stent (プロデューサー、ミキシングエンジニア)
Works:Radiohead、Muse、Madonna、U2
- DeEsser
DeEsserが大好きです。いつもプラグイン・チェーンの最初に入れて使っています。 - PuigChild Compressor
ボーカルチェーンでPuigChildを常に使用しています。そのトーンは信じられないほど素晴らしく、これまで聞いた中で最高のモデルのひとつです。 - SSL E-Channel
ドラムにWaves SSLプラグイン使うのが好きです。通常はGとEを組み合わせ、ミックスするドラムキットのパートによって使い分けています。オーバーヘッドやハイハットにはG-Channelを使ってトップエンドをクリスピーにして、キックやスネアにはE-Channelを使います。
Giles Martin (プロデューサー、ミュージックディレクター、ミキサー)
Works:The Beatles、Paul McCartney、Rocketman
- SSL E-Channel
- SSL G-Master Buss Compressor
SSL 4000 Collectionを手に入れ、AIR StudiosでオリジナルのSSLコンソールと比較したとき、私は振り返ってこう言いました「ついにインザボックスとハードウェアの違いがなくなった」と!
プロモーション
人気記事
9mm Parabellum Bullet 配信ライブの裏側
2020年6月30日に行われた9mm Parabellum Bulletの配信ライブにて、WavesLiveの先進的なライブコンソールであるe-Motion LV1と伝統と革新を併せ持つLewittのマイクを使用していただいた。 今回は9mm Parabellum Bulle
リズム隊のミックスTips! – Vol 2 キック処理編
オフィスオーガスタ佐藤洋介さんによる「リズム隊のミックスTips」。今回はキック編のご紹介です。
WAVES GOLD vs Sound Design Suite、どちらを選ぶ?
今や約170個にも及ぶプラグイン数を誇るWAVESプラグイン。今回はその中でもオススメの2つのバンドルをご紹介します。収録プラグインにどのような違いがあるのでしょう。ここではその違いについてピックアップしてみ
客観的なイコライジングを元に「正解の音」に近づける 〜新世代イコライザー Curves AQ 〜
イコライジングで難しいのは「どこまでいじれば正解なのか」がわからないこと。自分の耳を信じるのは大事だけれど、仕上がりに自信が持てず、客観的な基準が欲しいと感じる瞬間は誰にでもあるはず。そんな悩みを解決
ボーカルをいい感じに馴染ませてくれる万能プラグイン!CLA Vocals - Waves Genius
リズム隊のミックスTips! – Vol.8 トラックダウン編
おかげさまで好評連載中の「リズム隊のミックスTips」。ここまでドラム、ベース、ギターと各楽器を処理する手順をご紹介して参りましたが、今回はいよいよファイナルとなる「ミックスダウン編」です。
人気製品
Abbey Road TG Mastering Chain
70年代以降、Abbey Road Studiosにおけるすべてのマスタリングを支えてきたEMI TG12410 Transfer Consoleを、モジュラー方式のマスタリング・チェイン・プラグインとしてモデリングで再現。Abbey Road TG Mastering
Bass Slapper
かつてないほどのディテールとリアリスティックなサウンドを持つスラップ・ベース・プラグインが誕生しました。熟練プレイヤーのようなニュアンスとアーティキュレーション、そのすべてを生み出すことができます。ス
C6 Multiband Compressor
何年にもわたり、Waves C4は世界中のスタジオエンジニアのお気に入りプラグインでした。今や、ライブサウンドの現場においても必須となっています。
Doppler
ドップラー効果だけでなく周波数、速度、音源からの距離をピンポイントの正確さでコントロール。
dbx 160 compressor / limiter
オリジナルのdbx® 160は、1970年代の他のコンプレッサーと比べ、非常に歪みが少なくクリーンなサウンドで、特にドラムのコンプレッサーとして評価されてきました。入力信号に素早く反応するdbx 160コンプレッサーは
CLA Drums
Waves Artist Signature Seriesは、世界のトッププロデューサー、エンジニアとのコラボレーションにより生まれた目的別プロセッサーシリーズです。全てのSignatureシリーズプラグインは、アーティストの個性的なサウ
Electric Grand 80 Piano
エルトン・ジョン、ピーター・ゲイブリエルからハービー・ハンコックといった80"sポップス、ロック、R&Bのヒット曲で、そしてヴァンゲリスから現代までつながるエレクトロニック・ミュージックの分野でも、時代を形
H-Comp Hybrid Compressor
古き良き、クラシックな音色とキャラクター。Wavesのテクノロジーが実現する機能とフレキシビリティ。Waves Hybrid Lineは、アナログとデジタル、両者のその優れた点を一つのプラグインに結実したラインナップです。