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WAVES Universe 第一弾:飛澤正人氏によるMixがうまくなるTips(その5)

WAVES Universe 第一弾:飛澤正人氏によるMixがうまくなるTips(その5)

飛澤正人さんによるWAVESを使ったMixがうまくなるTips。いよいよ最終回となる「その5」をお送りいたします。

2020.01.01

ここまで、

  1. ミックスの心構え編
  2. アナログ機器と倍音、コンプの聴き比べ編
  3. EQの種類別使いこなし術編
  4. ミックスにさらなる色気を編

とお伝えして参りましたが、今回は最終回。今回はかなり具体的なテクニックも含まれております。



WAVES Universe 飛澤正人編 Vol.10

昨今のDAWでは、実質無制限のトラックを使用することができます。ドライブやCPUが許すなら、数十はおろか、100を超えるトラックでも使うことができますね。トラックを重ねることは容易くなった代わりに、個々の音をどうやって響かせるか、際立たせるかはより難しくなります。

このムービーでは、飛澤さんが「曲を印象づける意味で重要なトラック」ということでシンセトラックをピックアップし、これをどうブラッシュアップさせるかの過程が解説されています。特にWAVES C1コンプを使用した、後半のアタックコントロールテクニックは必見。誰しもすぐに活用したくなるテクニックをお見逃しなく。

ここでは、WAVES Renaissance EQとC1が使用されています。



WAVES Universe 飛澤正人編 Vol.11

いよいよラストの動画となりました。ビデオ前半は、WAVESの新機軸プラグイン、Vitaminを使ったシンセトラックの魅力的な仕上げ方について。ここでは、このプラグインを使うことで得られる副産物的な効果をミックスの中でどう活かすか、音の変化とともにチェックしてみてください。

ここでは、WAVES Vitaminを使用しています。

最後には、飛澤さんよりクリエイターやエンジニアを目指す人に向けたメッセージ。飛澤さんが師匠にあたる方から頂いた言葉、一級のエンジニアが駆け出しだったころには、どのようにテクニックを学んだものなのか。ここは参加くださった皆様のみならず、私たち社員も強く心を打たれた部分です。より多くの方に見ていただきたい、何よりためになるTipsでしょう。

ということで、全5回、ムービー11編でお送りしてきた飛澤正人さんによるWAVES Universe。非常に多くのMixがうまくなるTipsが含まれており、なんどでも見返したくなる濃いセミナーです。ぜひ最後までご覧ください。

「飛澤正人氏によるMixがうまくなるTips その1」はこちら



講師プロフィール

飛澤正人

レコーディング/ミキシング・エンジニア
Dragon Ash や GACKT 、HY 、SCANDAL 、鬼束ちひろ などを手掛ける。 1980年代後半にフリーのレコーディングエンジニアとなって以降、日本の最先端の音楽シーンに関わり作品を作り続けてきた。イコライジングによる音の整理や奥行きの表現に定評があり、レコーディング誌へのレビューやセミナーも多数行っている。近年はアーティストへの楽曲提供やアレンジなどもこなし、より理想に近い音楽制作環境を構築すべく日々考えを巡らせている最中だ。また2017年5月、市ヶ谷から渋谷にスタジオを移転。VRやサラウンドに対応した 「PENTANGLE STUDIO」を設立し、これまでの2MIX サウンドでは表現しきれなかった360°定位のバーチャル空間をイメージした3Dミックスを提唱している。

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