検索
Mix with Waves 「ミックスの前に」 編

Mix with Waves 「ミックスの前に」 編

どうして「ミックス」なんて作業が必要なのでしょう。

2021.07.04

DAWに付属してきたドラム音源で最高のドラムトラックを使って格好いいビートができた。そこにギターやベースを重ね、さらにシンセを使ってトラックが豪華になった。最後に自分のボーカルをレコーディングして、楽曲は完成...!

...ここまでの工程で、みなさんはそれぞれのパートを「この音最高!」と思いながらレコーディングをしているはず。そのまま「最高の音」が全部いっぺんに出てくれれば最高のトラックになるはず、ですよね?でもネットではみんな「ミックス」という工程を挟んでいるらしい。EQを使って音の一部を削ったり、コンプを使って潰したりするらしい。なんで?元の音は全部最高なのに?

ミックスの工程はなぜ必要なのか?


ミックスという作業は、お弁当箱に例えると分かりやすいでしょう。最高のコメ、Aランクの肉、新鮮な野菜や魚などがあって、これが夕食ならそれぞれが単独の器に入ってテーブルに並びます。テーブルには余裕があるので、数品並んでも問題ありません。ところがお弁当でこれを食べたい場合、決められた弁当箱の中に「詰め込める」必要があります。そのとき意識をするのは....

こんな感じで詰めることでしょう。これを音(ミックス)で言い換えると

ひとまずのセオリーとしてはこんな感じでしょう。

例えば、キックドラムとベースはどちらも低音を担う楽器。ミックスをするときにはそれぞれの太さがぶつかり合わないようにバランスを取ることが重要です。音量だけでバランスが取れることもあれば、EQを使って片方の特定の場所を減らし、お互いが活きるようにすることもあります。牛肉と鶏そぼろをお弁当に入れたいとき、どちらも肉料理なので牛肉はさっぱり仕上げにしよう、というニュアンスに近いでしょうか。

ボーカルは楽曲の主役とも言えますが、ドラムやベース、ギターやシンセなどがこのボーカルの邪魔をしないようにすることもミックスで対処するべき項目の1つです。
例えば「ギターを右、シンセを左」とパンを振って対処することもできるでしょうし、リバーブやディレイなどを使って奥行きのあるような響きにして主役(ボーカル)の一歩奥に配置するようなこともできます。この辺のさじ加減は、ひと昔前はセオリーのようなものがありましたが、近年はクリエイターの好みでさまざまな新しい響きが生まれているように思います。主役のコメにこだわるか、最後のひとくちデザートにこだわるのか、全ての味の濃淡でバランスを取るのか、といったニュアンスが近いでしょうか。

私は肉料理のソースがコメに染み出した感じも大好きですが(私を含め、ミックスにも同じような美学を持っている方もいるかと思いますが)、このような「際立たせる」と「抑える」の作業がミックスのキモであるといえるでしょう。

クリエイターが拘った1音1音を決められたフォーマット(弁当箱)の中に詰め込む。それがミックスの楽しみ方ではないでしょうか。このページの下には、最高のミックスをお手伝いするプラグインを使った事例を随時更新いたします。



プロモーション

人気記事

Waves Harmony コーラスで楽曲に彩りを!使い方Tips
Waves Harmony コーラスで楽曲に彩りを!使い方Tips

Waves Harmonyは、1つのボイスから、最大8つのボイスを生み出せるエフェクトです。

【MI FESTIVAL】ライブミックスの裏側〜荒田洸スタジオライブを終えて〜 Supported by J-WAVE
【MI FESTIVAL】ライブミックスの裏側〜荒田洸スタジオライブを終えて〜 Supported by J-WAVE

海外でも注目を集め続けているエクスペリメンタル・ソウルバンドWONKのリーダー/ドラマー/シンガーソングライターの荒田洸さんをゲストに迎え、早稲田のArtware Hubからスタジオライブを配信、ソロとしては初のラ

My Favorite Waves ─ 牧野 忠義(株式会社スピンソルファ代表 / 作曲家)
My Favorite Waves ─ 牧野 忠義(株式会社スピンソルファ代表 / 作曲家)

Infected Mushroom PusherはとにかくMAGICですよ!MAGICを上げるだけで音像が前にきます。後、PUSHで歪み感を付加させる事で音が元気になる。シンセ、ベース、ギター、ドラム。何にでも使ってます。Future系のボーカ

はじめてのミックス:1分で解説:ボーカルのサシスセソに注意(DAWミックスを学ぶ)
はじめてのミックス:1分で解説:ボーカルのサシスセソに注意(DAWミックスを学ぶ)

人間がサシスセソを発音するとき、歯の裏側に空気を当てて発音します。このときの「サ行」の音のことを歯擦音(しさつおん)といいます。

テル・アビブ本社で直接聞いた、Waves製品ができるまで – 製品開発の裏側 Part-2
テル・アビブ本社で直接聞いた、Waves製品ができるまで – 製品開発の裏側 Part-2

プラグイン・エフェクトと聞いて真っ先に思い浮かぶメーカーといえば、イスラエルの一大都市、テル・アビブに本社を置くWavesだろう。20年以上の歴史と、200を超える製品をリリースしてきた同社は、デジタル・オーデ

Production & Mix with WAVES – Shingo Suzuki – 再構築編
Production & Mix with WAVES – Shingo Suzuki – 再構築編

Vol.1ではプリプロ編、Vol.2ではサウンドメイク編をご紹介頂きましたが、Vol.2の時点で「楽曲として」完成していました。それをなんと切り刻んで再構築するステップをご紹介いただけると。

人気製品

Ultimate
Center
Center

ファイナルミックスやマスタリングに最適なWaves Centerは、サイドコンテンツ(L/R)からファントムセンターコンテンツを分離させる革新的な新プロセッサーです。Centerを使えば、ファントムセンターをゼロにでき、

Ultimate
CLA BASS
CLA BASS

Waves Artist Signature Seriesは、世界のトッププロデューサー、エンジニアとのコラボレーションにより生まれた目的別プロセッサーシリーズです。全てのSignatureシリーズプラグインは、アーティストの個性的なサウ

Ultimate
Bass Rider
Bass Rider

Bass Riderは、ベースのトラックにインサートするだけでレベルを自動的に調整する、画期的なプラグインです。人気のプラグインVocal Riderと同じく、使い方もシンプルなBass Riderは、コンプレッサーとは違って、ベ

Inspire Virtual Instruments Collection
Inspire Virtual Instruments Collection

音楽制作において、即戦力は常に必要とされています。秀逸なプリセットやシンプルな操作で、インストールしてすぐに望んだサウンドを奏でてくれるインストゥルメントやエフェクト。と同時に、どこまでも楽しんで音作

Ultimate
BB Tubes
BB Tubes

さまざまなボーカルや楽器の音が、いまだかつて聴いたことのない「スピーカーから飛び出してくる存在感あふれるサウンド」に生まれ変わります。繊細な音から攻撃的なアナログの倍音まで、BB Tubes はあなたのミック

Ultimate
CLA-2A
CLA-2A

伝説的なエレクトロ・オプティカル(電気光学式)チューブコンプレッサーをモデリングしたCLA-2Aは、世界中のエンジニアのお気に入りとなった、オリジナルのスムースで周波数追従型の動作を再現しています。60年代中

Ultimate
Essential
C4 Multiband Compressor
C4 Multiband Compressor

C4は、マルチバンド・ダイナミクス・プロセッシングのパワーハウス。あらゆるダイナミクス処理をマルチバンドで解決します。4バンドのエクスパンダー、リミッター、コンプに加え、ダイナミックEQとスタンダードなEQ

Ultimate
Curves Equator
Curves Equator

Wavesは30年間にわたりEQを設計してきました。しかし、もっと正確で、もっとパワフルで、もっと効率的で、さらに楽しいEQがあったらどうでしょう?近年、スタジオのテクノロジーとワークフローのほとんどすべての面

Products
Promotion
Solution
Contents
Support
Company
Instagram YouTube