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Production & Mix with WAVES – tofubeats #3 マスタリング編

Production & Mix with WAVES – tofubeats #3 マスタリング編

Vol.1、Vol.2と公開してまいりましたこの企画も今回が最終回。これまでボーカル編、トラック編と解説を頂きまして、最後はマスタリング編のご紹介をお願いしたいと思います。

2020.01.01

このマスタリング編が一番実践的かもしれないですね。僕の場合は、マスタリングだけはエンジニアさんにお願いをすることもあるのですが、自分でやらなきゃいけない時だったりとか、他の人の作品を仕上げる時なんかに使うものや使い方をご紹介できればと思っています。

耳だけじゃなく目でも

今回の企画のVol.1で、各トラックの基本のチェインは「EQ、コンプ、EQ」と仰っていましたが、マスタリングの時の基本チェインのようなものはありますか?

はい、ほとんど同じような感じなのですが、最初にEQ。それからコンプなどのダイナミクス系、そしてエフェクティブなもの、最後にマキシマイザー系という流れですね。それと、忘れてならないのはプラグインの一番最後にラウドネスメーターを挿していて、常に見ながら作業をしています。

近年はさまざまなメディアでラウドネス規格の導入が進んでいますからね。

そうですね。僕はある意味では「自分の耳を信頼しきっていない」とも言えて、特に「音量感」は耳だけじゃなく目でも判別できるようにしておきたいんです。

Vol.2でもVUメーターを必ず挿して常に見ていると仰っていましたね。

それからトゥルー・ピークも同様で、これは耳で聞いても分かるものではないので、メーターにしっかり判別してもらう必要があるし、超えてしまうようならリミッティングしてもらわないといけない。WAVESでいえばこの2つを行ってくれるのがWAVES Loudness Meterですね。それから、周波数特性や音の広がりなどをチェックするためにPAZ Analyzerも使っています。

WAVES Loudness Meter

理想のマスタリングは?

では使用されるプロセッサーについてもお聞きしたいと思います。そもそもtofubeatsさんがマスタリングで行われる作業はどのようなものなのでしょう?

ぶっちゃけていうと、2ミックスが完成した時点で、その音にシングルバンドのマキシマイザーを「薄ーく」かけてOKが出せるようなものであれば、本当はそれがベストだと思っています。そうなるように2ミックスを作っていくべきかなと。

しばらく続いた音圧戦争のようなムーブメントも収まりつつあるように感じますし、ダイナミクスを生かした作品が増えてきていますよね。ところでマスタリングというと、各社からマルチバンドのものも多数登場していて、どちらかと言えばマルチバンドの方が「一般的」かと思っていたのですが、シングルバンドに拘られる理由は?

マルチバンドって、帯域を分けて処理をするから確かにクリーンな処理ができるのかもしれないけど、逆をいうと2ミックスのバランスを「変えてしまう」こともできてしまう訳じゃないですか。それってどうなんだろうって思って。だったらミックスをしっかりやり直して、シングルバンドでマキシマイズしても問題ないバランスになるようにミックスした方が、僕にとってはいい結果になることが多いですね。

もちろんマルチバンドを否定したいわけではなくて、自分でミックスをしていないものをマスタリングする時には重宝もします。僕もかつてはL1だけじゃなく、C4 Multiband Compressorとかを使って自分の作品をミックス/マスタリングしていましたからね。なので、そういったツールの使い分けもお話できたらいいかなと思っています。


ダイナミックEQは「夢のようなツール」

まずはEQ、とのことでしたが、ご用意いただいているセッションファイルを拝見すると一般的なEQのH-EQ、リニアフェイズEQのLin EQがスタンバイされていますね。tofubeatsさんの"マスタリングEQ”の位置づけを教えて頂けますか?

リニアフェイズのEQを使うのはサージカル(手術的)な処理をしたいとき。2ミックスを聞いて痛いなと思うところをピンポイントで狙って、Qも狭めにしてカットするのに使いますね。ブースト方向に使うことはなくて、カットするのもせいぜい-1dBくらいまで。でも、マスタリングとしてはこれくらいが当たり前かなと思いますね。対してH-EQを使うのは音楽的というか、アナログのEQ感覚で使いたい時。後でまたお話をしますが、H-EQはM/Sモードで使うこともできるので、ブースト方向にも使います。そういう使い分けです。

linear phase eq
h eq

それからEQという意味では、F6 Floating-Band Dynamic EQ(ダイナミックEQ)がスタンバイされているのも気になります。

これが結構、僕の中ではキーになるプラグインです。ここ数年で各社からダイナミックEQがリリースされていますが、良いもの・使えるものが揃ってきたなという印象がありますが、F6が非常に使いやすいですね。マスタリングでも使いますし、トラックの処理でも使うことが多いですね。

F6 floating band dynamic eq

Vol.1のボーカル編、Vol.2のトラック編でもF6の名前は出てきましたが、マスタリングでも使われるのですね。どのような使い方をされるのですか?

リニアフェイズのEQと同じような用途で使うことが多くて、2ミックスを聞いてみて「ピークがあるな」とか「ちょっと耳に痛いな」と思うところを狙ってピンポイントでごく僅かに使う感じですね。基本はカット方向だけ。ブースト方向に使うことはありません。普通のEQと違って、帯域別に瞬間的に出てきたピークだけをEQ的に抑えてくれる。狙った瞬間だけ、過剰になっているところだけをピンポイントで狙って落とせるという、僕にとっては夢のようなツールなんですよ(笑)

確かに、ここ数年で各ブランドからかなり力の入ったダイナミックEQがリリースされています。「狙った帯域」だけではなく、「指定したレベルを超えたら」という処理ができるのは、クリエイターにとって理想的な音を作る大事なツールでもありますよね。

そうなんです。2ミックスになったファイルを渡されてマスタリングをするとき、200〜300Hzの音が溜まりやすい帯域のボワ付き処理に悩むんです。EQでカットするだけでいいなら簡単ですが、それだと一曲を通して厚みもなくなってしまう。F6のようなダイナミックEQがあれば、過剰になった瞬間だけを抑えることができる。

こういったダイナミックEQが出てきたことで、先に話したような「マルチバンドのマキシマイザーじゃなく、シングルバンドがいい」という発想に至るようになりました。ちゃんと作られた2ミックスがあるなら、そのまま聴けるようにマキシマイズだけされていればいい。例えばシングルバンドのマキシマイザーをかけて、ボーカルが妙に引っ込んでしまったり、反対に出過ぎてしまうなどバランスが崩れてしまうようだったら、トラックダウンやミックスに戻って再チェックします。それを見越してミックスしてるという意味合いもあるんです。

マキシマイザー、つまりはリミッターですが、リミッターの処理をするときは、帯域とかそういうことを考えずにスレッショルドの調整に集中したいんですよ。

なるほど、シングルバンドのマキシマイザー/リミッターが適切に動作するように、事前にダイナミックEQで下ごしらえを綿密に行っているわけですね。これは、Vol.2までにお話頂いた「2ミックスの状態で"聴ける"バランスに仕上げる」というお話に繋がりますね。

そうですね。もちろん自分がミックスを担当していない作品のマスタリングの場合はマルチバンドを使いますよ。でも、自分の作品だったらシングルバンドのマキシマイザーとダイナミックEQで仕上げたいかな。


三角形と、逆三角形の意識

マキシマイザーやリミッターの前に「エフェクティブなもの」を通されるとのことですが、それについて教えてください。

エフェクティブと言っても劇的な変化というよりはVol.1、Vol.2でもお話をしたような「ムード」の部分と近いのかもしれませんが、通しただけで色が付くようなプロセッサーもあって、そういう意味ですね。サチュレーションであったり、EQっぽいものであったりと様々ですが、僕がマスタリングで意識するのは「左右の広がり方」でもあったりします。トラックダウンではできない部分ですね。

セッションファイルを拝見して、まず気になったのは、Abbey Road TG Mastering Chainです。

abbey road tg mastering chain

マスタリングでよく使うプラグインです。通しただけで得られるキャラクターも好きですが、EQがM/Sで使えるのがいいですね。それから最後のモジュールにある"Spreader"をよく使います。

海外のレコードなどを聴いていると、LとRしかないはずのキャンバスにそれ以上の広がりを感じることが多くなりました。tofubeatsさんはこれまでのVol.1、Vol.2の記事でも「広がり」をよく口にされていましたが、この"Spreader"つまみはまさに、広がりを得るためのつまみです。

僕はステレオイメージャーや、M/S処理に関しては結構拘っているつもりなんです。AMS NEVEの8816(サミングミキサー)は所有していて、これに付いているステレオイメージャーが無茶苦茶好きなんですよ。マスターだけじゃなく、ストリングスを広げたりするときにも使います。Abbey Road TG Mastering Chainの"Spreader"はこの効果に似た印象ですね。単に広がるというよりも立体的になってくれる感じがある。

neve8816

スレテオイメージャー系のツールは、やりすぎると音の芯がなくなるというか、中央にある音の存在感が減っていくという「副作用」もありますよね?

そうですね。さじ加減は重要だと思います。そもそも僕のやっているような音楽って、最新のシンセをバリバリ使ったようなサチュレーション過多な音楽ではないので、いざマスタリングに臨んでみると「左右の中高域に思い切りスペースが余っているな」と感じたんですね。音楽を聴いていてモダンかそうでないかの違いは、このスペースを使うか使わないかの違いでもあるのかなとも思ったんです。

中高域の広がりについてはこれまでもよくお話しをされていましたよね。

これは僕の考え方ですが、マスタリングではミドルからハイエンドにかけての帯域の使い方をすごく意識するんです。音像としては逆三角形、音量は普通の三角形のバランスになっているように意識しています。ローは音量パワーがあるけど音像としては中央に集約されていて、ハイにいくほど音量パワーとしては下がるけど、左右に広がっているみたいなイメージ。かといって、パンパンに音を詰め込むというのではなくて「このエリアを意識して、役割をもってしっかり使う」ということ。ミックスの中でも意識してこのスペースに音を入れようとしていますが、マスタリングこそこの処理が生きてきますね。Abbey Road Mastering Chainの"Spreader"は、ほんの僅かに突いてあげるだけでよい広がりが得られます。このさじ加減が大事ですね。

音像と音量のイメージ

「広がり」という意味でいうと、M/Sでの処理も重要ではないでしょうか?

はい、M/Sの処理はかなりやっていますね。Abbey Road Mastering Chainを始め、H-EQなどWAVESのEQはM/Sで使えるものも多いので助かります。中高域のサイドをキラキラさせるような処理、低域のパワーをセンターに集めるような処理もします。


エフェクティブな処理は、パラレル・コンプレッション

セッションファイルを拝見すると、エンハンスメントを行うようなツールが並んでいるのも気になります。

マスタリングだからこそできる「もう一押し」のエフェクティブな処理で使うのですが、求める方向性で色々なプラグインを使い分けますね。ただし通して元のバランスが崩れてしまうのは嫌なので、パラレル(・コンプレッション)で使うことが多いです。

パラレル・コンプレッション:原音とコンプレッション(あるいは他のプロセッサー)を通した音を混ぜて音作りをする手法。

パラレルで使うことによって、元のミックスに要素を「プラス」するような感じで使えるのでバランスが崩れることもない。だからかなり激しめの設定にしておいて、欲しい分だけミックスしてあげればいい。最近はかなりこの方法でマスタリングすることが増えましたね。

マスターチャンネルでパラレルにするときは、どういったルーティングにするのですか?

一番簡単なのは、WAVES から無償配布されているStudio Rack(*編注:WAVESより配布されている複数プラグインのチェインを一括管理する、ユーティリティープラグイン)を使うことですね。これはプラグインの中でシグナルをパラレルとかマルチバンドとか切り分けてくれるので、あとは好きなところに好きなプラグインを使えます。

Studio Rack

なるほど、それだと音全体が変化してしまうこともないし、ほしいエッセンスの分だけ「追加」できる感じで使えますね。お気に入りのエンハンスメントプラグインを教えて頂けますか?

まずはInfected Mushroom Pusher。YouTubeとかでマスタリング系のコンテンツを良く見ているのですが、最近これが良く出てくるなと思ってて。トラップ系の「押し出し感が欲しい」曲なんかにはベストマッチですね。もし人から「パンチのあるマスタリングしたいんだけど、何を使えばいいかな?」って聞かれたら「これ(Infected Mushroom Pusher)でいいじゃん!」ってオススメするかもしれない。

infected mushroom pusher

これまでのtofubeatsさんのセレクトを思い返すと、このInfected Mushroom Pusherチョイスはちょっと意外な気もします。

このプラグインは、いい意味で「品がない」のがいいんです(笑)。ステレオイメージャー1つ取っても「こんなところまで広がらなくていい!」って範囲まで広げることもできちゃうし。派手さがいいですね。

テープ系も2つ、Kramer Master TapeとAbbey Road J37がありますね。こういたテープ系のものもパラレルで使用されるのですか?

kramer master tape

マスタリングだとその方が多いですね。テープ系の場合は「音が歪みかけるギリギリ、または軽く歪み始めるくらい」に設定して、これをパラレルでちょっとづつ原音に混ぜていって良いポイントを探すんです。キツめに掛かってるから、今時のサチュレーション掛かったような音像を作るときにはKramer Master Tapeか J37がすごく合うんです。あえてピーキーな仕上げにしたいときに向いていますね。

特に J37の方はこの企画で改めて使い直してみたのですが、バイアスの設定を+5くらいにしてパラレルで混ぜると効果が分かりやすくて好きですね。通すだけでほんのり音が「滲む」感じがいい。抽象的な表現かもしれませんが、デジタルだけで作っている音ってどうしても細いというか、「点」っぽいなという印象を持っていて。それを J37に通すと音楽的な滲みが点っぽさを無くしてくれて、グッと温かさが出てくるんです。

j37 tape

ビンテージ機器という意味では、Aphex Vintage Aural Exciterもスタンバイされていますね。80年代を代表する機材ですが、オリジナル機の真空管モデルは非常に貴重で、ほとんど残っているものはないそうです。使用されたことはありますか?

これはさすがに使ったことも見たこともないですねー。

WAVESもこの実機を調達するのに最も苦労をしたそうです。ただ単に稼働している実機ではなく、最も状態よくメンテナンスを受けているものを探し出すまでに時間が掛かったと。

aphex vintage aural exciter

これ、時代を考えるとものすごい機材ですよね。80年代にこんなにハイが伸びてこんな音像を作る機材が存在していたってことが驚き。かなりピーキーになるくらい掛かるんですけど、なぜだかこうグッと「ノブを捻りたくなる」音。80年代とは言いましたが、この質感って今のヒップホップとかにも向いているキャラクターだと思うんですよね。アンプが歪んでいるというのとも違う、独特のハイ。最近こういうピーキーな部分を敢えて強調したトラックもトレンドですからね。

さらに見てみるとV-EQ/V-Compもありますね。いずれもヴィンテージNEVEをモデリングしたEQ、コンプです。

実は結構使うんです。これらもパラレルで使いますね。EQでもコンプでも、どちらもキツめに設定してブレンドする使い方ですね。この2つのプロセッサーはすごく効きがよくて分かりやすいので、マスタリングでも良く使うんです。結構ギッチギチに設定してパラレルで僅かに混ぜるといい感じにアタックが強まってくれますね。

v-comp v-eq

NEVE系のモデリングとなると、同じくWAVESから巨匠エンジニアのアンドリュー・シェップス所有・監修のScheps 73もあります。Scheps 73の方はトラック編などでも登場していましたが、マスタリングではV-EQを選ぶ理由はあるのですか?

あまり意識した使い分けではなかったけど、マスタリングの時には自然とV-EQ/V-Compに手が伸びていましたね。GOLDバンドルに入っているEQ・コンプなので「昔から使い慣れている」というのが一番の理由かも。キャラクターもしっかりありますし。

他にもVitaminとか、Scheps Parallel Particles辺りもパラレルで使うツールです。エンハンスメント系は曲によって使い分けますね。マスタリングで使うEQは、先にも話した通り基本的にカットの方向でしか使いませんが、ブーストしたいと思ったときはパラレル処理がオススメです。せっかく作った2ミックスのバランスを崩すことなく、欲しいニュアンスだけ追加できますからね。


あれ、L1めっちゃええやん

最後はWAVESのマスタリングツール、Lシリーズについてお聞かせください。

はい。でもさっき話した通り「シングルバンド」が今僕の好みでもあるので、L1、L2、そしてL3 UltraMaximizerですね。定番のマキシマイザーですが、それぞれ結構音が違うんですよ。この辺はビデオでも触れていますが、L1/L2/L3と比較してみると、もっともマッシブだなと感じるのはL2ですね。使う機会も多いです。L3 UltraMaximizerもパワフルではあるのですが、ちょっとベクトルが違う。

WAVES Lシリーズ

L1はいかがですか?リリースされて早や25年以上、tofubeatsさんが最初に購入されたGOLDにも収録されているプラグインですが、WAVES創立25周年を記念してリリースされたバージョンでは倍精度の処理なども加えられました。L1が登場した当時のデジタルフォーマットを最新の環境に引き上げたことで、L1独特の特徴は残しつつ最新環境でも使いやすいように進化しています。

正直に言って、L1の印象ってあまり良くなかったというか、L2の方が好みだったので登場機会はほとんどなかったんですが、25周年記念バージョンを使ってみたら「あれ、めっちゃいいやん」と思って。ちょっと音が古臭いイメージがあったんですけど、まったく逆でむしろ今っぽいと感じてしまいました。僕の中で再び最前線に戻ってきた感じですね。

30年前のプラグインでも最前線で使えるというのは、WAVESらしい特徴かもしれませんね。


15年...長い付き合いになりました

最後に、全3回に渡ってtofubeatsさんに愛用のプラグインや、その使い方や捉え方をいろいろと解説していただきましたが、WAVESというブランドについて総括を頂ければ。

僕が最初のWAVESバンドル、GOLDを買ってからかれこれもう15年経ちます。入門の時から使えて、今もなお愛用しているということを考えると、僕にとってはもう「基本の道具」ってところでしょうかね。当時僕が買っていたころよりも随分と安くなりましたし、考える前に買っておいて損のないブランドだと思います。効きめが非常に分かりやすいので「まずWAVESを挿して、ここからスタートするか」というのが良いと思いますね。例えばV-EQやV-Comp、Scheps 73とかを使ってみて、「NEVEの音ってこういうことなんだ」って勉強にもなる。そうやっていざいつか実機を触るチャンスが来てみると、違いも分かるわけじゃないですか。

こういう話題になると、(実機に)似ている、似ていない論争を繰り広げたがる方もいますが、tofubeatsさんはご自宅やスタジオなどでも実機を使われることもあるのに、シーンに応じてハード、プラグインを使い分けていらっしゃいますね。

その音がいいか悪いか、自分がどう感じるかじゃないですかね。僕はプラグインだからダメって思ったことはないし、逆にプラグインでしかできない処理もありますから。WAVESの掛かりの良さは、そう言った意味でも音の変化を学んでいくのにも良いと思いますよ。実際僕だって最初に買った15年前に、このプラグインをその後15年にも渡って使い続けるとは思っていませんでしたから(笑)

長年に渡るご愛用、ありがとうございます。ちなみにWAVESは約30年間にわたってリリースしてきたプラグインのただ1つも廃盤にしてなく、常にアップデートして使えることもポリシーの1つです。

いやぁ、長い付き合いになりましたし、これからも使いたいと思うブランドですね。


プロフィール

tofubeats profile

tofubeats

1990年生まれ神戸出身。中学時代から音楽活動 を開始し、高校3年生の時に国内最大のテクノイベントWIREに史上最年少で出演する。
その後、「lost decade」「水星 feat.オノマトペ大臣」がiTunes Store総合チャートで1位を獲得。
2013年のメジャーデビュー以降は人気アーティストと数々のコラボ行い注目を集め、4枚のアルバムをリリース。
自作以外にもCM音楽、テレビドラマや映画の主題歌・劇伴を担当するなど活躍の場を広げ活動中。
2020年は3月27日にデジタルミニアルバム「TBEP」をリリース。

WARNER MUSIC JAPAN ARTIST HP: http://wmg.jp/artist/tofubeats/

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