DJ RENA
音楽プロデューサー/トラックメイカー/DJ
DMC世界大会優勝後も世界中で活躍し続けているDJ/プロデューサー、DJ RENA氏にインタビューを行った。DTMを始めて約1年後にWaves製品に出会い、現在はWaves Creative Access Ultimateサブスクリプションを利用する彼が、楽曲制作に欠かせないWavesの“一軍”愛用プラグイン9種類とその使用法を本記事で紹介する。
DJ RENA Interview
ーWavesとの出会いとDTMへの情熱ーDJ RENA氏がWaves製品に出会ったのは、DTMを始めて約1年後、DJの世界大会である “DMC World Championship”に出場する時だった。彼は大会のルーティンで使用する様々な音源の鳴り方に少しでも統一感を出すために、使用する全ての楽曲に再度マスタリングを施していたのだ。その際にマスタリングを担当したDJ HI-C
(DJの師匠でもある) が使用していたツールがWavesであり、これをきっかけにWavesというブランドに憧れを抱き始めたという。その後、プロが使用する製品への絶対的な信頼感から、製品を一つずつ購入し始めた。
最初に購入した製品はリミッター/マキシマイザーのL2 Ultramaximizerで、DAW付属のリミッターよりも格段に綺麗に音量を上げられることに感銘を受けたという。その後すぐに、多くの製品を含むHorizonバンドルを購入し、これを機にそれまで使用していたエフェクトを全てWaves製品に置き換え、ミキシングの勉強を本格的に開始した。現在は、全ての製品を活用できるUltimateサブスクリプションを利用している。
そんなWavesをこよなく愛するDJ RENA氏に、お気に入りのWavesプラグインを挙げてもらった。
世界の舞台で活躍するDJ/プロデューサーが選ぶ。Wavesプラグイン“一軍”リスト
Curves AQ:ミキシングの課題解決をサポートする相談役EQ
Magma BB Tube:音の美しさと迫力を両立するサチュレーター
● Beauty: 元の音を崩さず、きれいに歪ませる。
● Beast: がっしりとサチュレーションをかける。
この2つのノブをバランスよく使用することで、他のサチュレーションプラグインよりも綺麗な音に仕上がると評価している。主にベースやドラムなど、チューブ系のニュアンスを強調したいパートに使用する。
L4 Ultra Maximizer:現代の音楽に最適化された最新リミッター
Abbey Road J37 Tape:ディレイ・プリセットも優秀なテープサチュレーター
H-Delay:アナログ感を追求できる必須ディレイ
IR1 Convolution Reverb:リアルで美しいホールの響きを再現
StudioVerse Audio Effects:プロのサウンドチェーンを即時ロードするチートプラグイン
Vitamin Sonic Enhancer:トラックに「栄養」を補給するマルチバンドエンハンサー
Smack Attack:クリーンなトランジェント制御を実現するシェイパー
第一線を走るエンジニア、トラックメイカー、プロデューサー、コンポーザーの方々に「マイ・フェイバリット・プラグイン」を挙げていただき、どこに、どんな用途で使うのかを伺いました。
MK / Shadw ─ 現在はサブスクのCreative Access “Ultimate” を使用していますが、今回はその中からお気に入りのプラグインをご紹介します。
kors k ─ EDMからハードコアまで多彩なジャンルを手がけるそのサウンドの裏側には、長年愛用してきたWavesプラグインの存在があるという。
Maozon ─ 最近はドラムンベースを多く制作しているので、そのようなジャンルを制作する上でどのようなWavesプラグインを多用しているのか、僕の使い方も含めてご紹介します。
Nakajin(SEKAI NO OWARI)─ L3-16があることでアレンジには間違いがないな、と確信を持てるんです。
永井 はじめ(エンジニア/プロデューサー)─ 僕が手がけた作品のピッチ補正は100%Waves Tuneです。音質も、ピッチトラッキングもNo.1
古賀 健一(エンジニア)─ H-EQが登場したときやっとアナライザーつきのEQがでたと、本当に嬉しくて
保本 真吾(CHRYSANTHEMUM BRIDGE)─ S1 Stereo Imagerはかれこれもう10年以上、嘘偽りなく全セッションで使っています
藤原 暢之(レコーディングエンジニア)─ MV2は欠かせないプラグイン。わずかな調整で狙った通りに音が立ってくれる
佐藤 洋介(サウンドプロデューサー/エンジニア)─ Manny Marroquin Delayを使った瞬間、嘘のように全ての悩みが解決されたほど
鈴木 "Daichi" 秀行(アレンジャー/プロデューサー)─ MV2はコンプでもリミッターでも得られないような自然な仕上がりが好きですね
芦沢 英志(サウンドクリエイター)─ Infected Mushroom Pusherは、とにかくMAGICですよ!MAGICを上げるだけで音像が前にきます
牧野 忠義(株式会社スピンソルファ代表 / 作曲家)─ M360 Surround Managerは、ゲームに実装するサラウンドミックス時に必ず使います
福井 シンリ(作・編曲家)─ S1 Stereo Imagerは下積み時代にお世話になったエンジニアさんが愛用してたのを機に自分も虜に
Gregory Germain(ミキシング/レコーディングエンジニア)─ ヴィンテージのアナログアウトボードと同じような感覚で使える、安心できるツールといえますね。