
SuperRack
次世代のライブ用プラグイン・ラック
SuperRackは、最大128ch(64chステレオ)ニアゼロ・レイテンシーで大量のWavesプラグインを駆動走らせることができる、ライブサウンドとブロードキャスト・ミキサーのための最新のプラグイン・ラックです。
SoundGrid・AAX Native・Audiosuite・Audio Units・VST3
SuperRackとSoundGrid I/O、SoundGridサーバーがあれば、ほとんどのライブコンソールにWavesプラグインをインサート可能です。ウィンドウを自分好みに配置して、ライブコンソールと連動するスナップショットを駆使、あらゆるライブショーでかつて無くスピーディーに、より安定した環境でWavesプラグインを駆使したミックスが可能です。
各コンソールでのセットアップ例、必要なコンポーネントは下記リンク先からご確認いただけます。
MADI対応コンソール DiGiCo YAMAHA ALLEN&HEATH CADAC AVID VENUE LAWO MIDAS Solid State Logic Soundcraft STUDER Behringer
 
スピーディーなオペレーションを実現

SoundGridネットワーク内で動作するSuperRackシステムでは、Mac /PCはGUIだけを提供し、プラグインは専用のDSPサーバーで処理されるので、プラグインの使用可能数が非常に多く、レイテンシーは最小に抑えられ、ネットワークの利点を生かし、コンピューターとは離れた場所にあるSoundGrid I/Oも複数台使用した、複雑なセットアップにも対応可能です。
SuperRackはあなたのミキシング・コンソールの機能を拡張するための最良の選択肢です。簡単なセットアップ、タッチディスプレイに最適化されたワークスペースにより、FOH、モニター、ブロードキャストなどのミキシングの幅をWavesプラグインで拡張します。
"ニア・ゼロ"レイテンシーでプラグインが走る

数々の賞に輝いてきたWavesのプラグインをほぼゼロに近いレイテンシーで使うことができます。SuperRackはWavesのSoundGrid®技術を使って、多数のグラミー賞受賞エンジニアがレコーディング・スタジオで愛用する芸術的なツールをライブショーでもリアルタイムで使うことができます。
どんなショーでもクイックに設定、操作

SuperRackはユーザーの体験を重視して設計されています。セットアップ・ウィザードを使ってシステムをスキャンするだけで接続されたデバイスを認識、自動的に設定まで行います。複数のラックをリンクさせ、同時にパラメーターを調整可能なので、繰り返しの作業は最小限です。瞬時にラック内のプラグインの順番を入替え可能で、チャンネル間でプラグインとプラグインのプリセットのコピー&ペーストも簡単です。
ハードウェアのプロセッサーをインサートしたい場合はプラグイン・ラックに外部インサート・スロットが用意されています。カスタム・レイヤーを使ってもっともな使用頻度の高いラックだけを一枚の画面に集約して管理できます。キーボードのキー、またはMIDI機器に任意に機能をアサインしてSuperRackをコントロールすることも可能です。
タッチスクリーンに最適化されたワークスペース
最大4枚までのタッチスクリーンを接続してワークスペースを広げ、かつてないほどセッション全体を見渡すことが可能になりました。’タッチ&スライド’フェーダーを使えば、今までは指で操作することが難しかったプラグインの小さなパラメーターも正確にコントロール可能です。
Dugan Automixerでトークショーに安心感を

SuperRackには、Wavesプラグインに加えて、64chのDugan Automixerがオプションで用意されていおり、トークショーなどの複数マイクとミキシングを素早く最適化します。Dugan Automixerプラグインは、複数マイクのゲインをリアルタイムで自動的にコントロールし、全マイクチャンネルで一貫した出力音量を保ち、フィードバック、ノイズ、隣接するマイクからのコームフィルター効果等を低減します。これにより、コンプレッションやノイズゲートによる音声シグナルへの影響を排除し、各発言者の間で完全に一致した自然なクロスフェードが可能になります。
会議室での音声収録、講義、トークショーほか、台本のあり・なしに関わらず複数の発言者が台詞を交わす幅広いシーンで、コストパフォーマンスにすぐれたオートミキサーとして活躍します。
特徴
- 複数のプラグインインスタンスを同時に表示・コントロールプラグインのリサイズに対応
- マルチタッチ対応のグラフィックインターフェイス
- 最大4台のアクティブDSPサーバーと4台のリダンダントDSPサーバーをサポートし、プラグインの処理能力をさらに向上
- ワークスペースを最大4台のモニターに拡大
- 「タッチ&スライド」フェーダーでプラグインの細かいパラメータを簡単に調整
- アプリケーションとプラグインのコントロールをMIDIとコンピュータキーボードにマッピングし、素早くハンズフリーでアクセス可能
- チェーンを維持したまま入出力を切り替え
- SoundGrid I/Oをネットワーク上でシェアすることで複雑な設定にも対応
- SCOPEフィルターでスナップショットでリコールする機能をカスタマイズ
- 包括的な接続デバイス管理とネットワーク・モニタリンク画面
- 進化したレイテンシーのアライメントの管理
- DiGiCoコンソールとのホスト・ミラーリングとDSPサーバーのリダンダンシー
- Waves mRecallアプリ:ライブやAV設備で保存したオーディオ設定を、Wi-fi経由でスマートフォン、タブレットから呼び出し可能
動画
Waves V14製品 動作環境
対応DAWソフトウェア
- Pro Tools 2020 (AAX Native, Audiosuite)
- Logic Pro X, 10.6.1 (Audio Units)
- Digital Performer 10 (Audio Units) *Native Only
- Ableton Live 10.1 (VST3)
- Nuendo 10.3, 11 (VST3) *Native Only
- Cubase 10.5, 11 (VST3)
- Main Stage 3 (Audio Units)
- Garage Band 10 (Audio Units)
- Audition 13 (VST3) *Native Only
- Studio One Professional 5 (VST3)
- FL Studio 20 (VST3)
- REAPER 6 (VST3)
- Reason 11 (VST) *Native Only
- Maschine 2 (VST) *Native Only
- Komplete Kontrol 2 (VST) *Native Only
- Bitwig Studio 3 (VST3)
- Luna 1.1.5 (Audio Units)
- WaveLab 10 (VST3) *Native Only
- Cakewalk by BandLab 2020 (VST3) *Native Only
- Samplitude Pro X4, Pro X5 (VST3) *Native Only
- Sequoia 15 (VST3) *Native Only
- Pyramix 25th (VST) *Native Only
対応Videoソフトウェア
- Premiere Pro 14 (VST3)
- Final Cut Pro X (Audio Units) *macOS 11 Big Surには対応していません
Mac
- CPU: Intel Core i5 / i7 / i9 / Xeon
- メモリ: 16 GB RAM、8 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS: 10.14.6, 10.15.7, 11.0.1 (Intel only)
- V12 plugins require a graphics card that supports 'Metal'
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
Windows
- CPU: Intel Core i5 / i7 / i9 / Xeon / AMD Quad-Core
- メモリ: 16 GB RAM、8 GB 以上の空きシステムドライブ
- OS: Windows 10 64 bit
- ディスプレイ解像度: 最小: 1024×768、推奨: 1280×1024 / 1600×1024
SoundGrid・AAX Native・Audiosuite・Audio Units・VST3
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WAVES製品を新しく購入・アップグレードすると、1年間の「WAVESアップデートプラン」が無償で付帯します。WAVESアップデートプランの有効期間中は最新バージョンのダウンロードや追加プラグインの提供など、様々な特典が提供されます。
- 最新バージョンの利用:新しいOS・ソフトウェアに対応したバージョンが提供されます
- 追加プラグイン:バンドルに新しくプラグインが追加された場合、無料でライセンスが付与されます
- 2つ目のライセンス:2台目のパソコンやハードウェアにインストールできるライセンスが付与されます
WAVESアップデートプランの有効期限が切れた場合でも、所有している製品は引き続きご使用いただけます。 WAVESアップデートプランはいつでも更新が可能です。有効期限が切れた後でも、必要になったタイミングで更新いただけます。